平成30年5月8日、ホタテの町として有名な平内町のほたて広場に「ひらないまるごとグルメ館」がオープンしました。
建物の外観は、木調をベースにした上品な「こみせ」の雰囲気と大人気なモダンさを感じさせる外装で、周囲の海と山の自然とも調和しています。
私、喰いしん坊ひっさは、久しぶりの登場で、フットワークがかなり鈍っているところですが、「グルメ」という響きにつられ足取りは軽快に、あえてお腹を空かして行ってきました。
「ひらないまるごとグルメ館」の中に入ると、ホタテ料理専門「ご当地レストラン『ホタテ一番』」があります。店内は、外の見晴らしが良く、とても明るい空間となっており、テーブル席とカウンター席を合わせると54席あります。
メニューは11種類もあり、全て平内産ホタテをふんだんに使用した創作メニュー。メニューの名前だけ見てもボリューム感が伝わってきます。
<メニュー>
唐揚げホタテの昔懐かしナポリタン 880円
カツ丼風ジャンボなホタテ串揚げカレー 980円
炙りホタテ&ワンタン岩海苔塩ラーメン 980円
手作りホタテ餃子&お母さんの焼きめし 980円
ホタテおむすび&10種おかず籠盛り弁当 1,200円
熱々!ホタテのラクレットチーズ焼き 1,200円
新・ご当地グルメの平内ほたて活御膳 1,500円
刺身パフェ&新・タンポポオムライス 1,500円
ナイフ&フォークで食べる活ホタテ皿寿司 1,500円
活ホタテの刺身付き、活ホタテの刺身丼 1,800円
子供もホタテが大好きお子様ランチ 980円
迷った末、私は「ナイフ&フォークで食べる活ホタテ皿寿司」をいただきました。
活ホタテの押し寿司といった感じで、ホタテと酢飯のその相性は間違いなし!しかしながら、想像した以上に味にインパクトがあり、今まで食べたことのない和洋折衷の創作感が強く主張しています。
よく見ると、白いフワッとしたチーズ?のような何かが散りばめられていました。
実は、これこそが美味しさを引き立てるための「田酒の酒粕」をベースにしたシャーベットだったのです。
先ほどから、手際よく仕事をこなしながら、鋭い眼光で店内全体を見渡し、多くの新人スタッフに対しテキパキ指示を出している司令塔と思われる若いイケメンスタッフがとても気になっていました。
聞くところ、彼が当レストランの若き料理長だったのです。
花田秀樹さん(30歳)五所川原市金木(旧金木町)出身
花田さんは、18歳で上京し、ミシュラン星つきレストラン数店舗で修業をし、昨年までは2つ星の某フレンチレストランのシェフをしていたとのこと。
今回、平内町に同レストランを開店するにあたり、ヘッドハンディングされたことをきっかけに、青森県をもっともっと元気にしたい一心で帰ってくることを決断したそうです。
青森県は、海に囲まれた青い森の大自然があり、四季がはっきりしているので、たくさんの美味しい食材に恵まれているので、花田さんがこれまで学んだフレンチの知識と技術を活かし、青森県産食材の美味しさを引き出して、インパクトある料理を作っていきたいと語ってくれました。
先ほど私がいただいた料理についても説明をしてくれました。
ホタテの美味しさと一層引き立てるために、田酒の酒粕を雪に見立てながら、インパクトが感じられる見た目と味にしたかったとのこと。
花田さんが作るそれぞれの料理には、青森県をもっと元気にしたいという強い想いが込められていることを知りました。
6月からは土日限定で、レストランの隣スペースに、ホタテの「浜焼きコーナー」がオープンします。元気な活ホタテを、鉄板で一気に蒸し焼きにして食べる豪快な調理法です。ビールを片手に、食べたいですね。
最後に、今回、私と一緒に食事に同行した友人が注文した「活ホタテの刺身付き、活ホタテの刺身丼」は、とてもボリュームがあり、11種類のメニューの中で一番のホタテづくしの品でした。
また、喰いしん坊ひっさには、昔懐かしいホタテのナポリタンもボリュームがありとても魅力的でした。
これからのホタテは、貝柱が大きく美味しい時期になるので、是非足を運んでみてください。
by ひっさ
ひらないまるごとグルメ館 | |
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場所 | 青森県東津軽郡平内町土屋鍵懸56 |
TEL | 017-764-0251 |
FAX | 017-764-0252 |
時間 | 11:00〜19:00(L.O.18:30) |
その他 | 定休日:毎週水曜日及び年末年始 |
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。