まるごと青森

平川の白まとめ

初夏に行きたい!~平川の「白めぐり」~

グルメ 特産品・お土産 観光スポット | 2018-05-31 00:03

初夏、外に出るのが楽しい時期になりました。

先週末、私も無性に出かけたくなり、平川市に行ったところ、青空の下、様々な「白」に出会いました。そういうわけで、今回は「白めぐり」と題して、その様子をお伝えしたいと思います。

まずは、白岩森林公園から。白岩まつりが開催されているとの情報を得て、雪のように白いという凝灰岩を見に向かったのでした。ここで出会ったのは、驚きの白です。下から見上げるとこんな感じです。
白岩を見上げた画

真っ白!大きい!雪みたい!
階段を上り、岩肌に近づくと、さらに、白い世界が広がっていました。
白岩に接近した画青と白の強烈な対比、そこはかとなく漂う異国感。これは写真に撮りたくなります。
まつり会場では、この白岩を使った「津軽白岩焼」の出店もありました。普段は、道の駅いかりがせきや産直センターひらか アグリアスで購入できるそうです。
津軽白岩焼続いて向かったのは農家蔵が立ち並ぶ金屋地区。ここで最初に出会ったのは、風情ある白です。この日は年に1度のイベント「農家蔵・農家庭園めぐり」が開催されていて、予約なしで農家蔵や庭園をガイドしていただけました。
平川市金屋地区農家蔵風情ある美しい白壁です。
平川市金屋地区蔵in蔵こちらは雪除けの囲いで覆われた蔵。中に入ると白壁が現れます。しかも、3つの蔵が連結している珍しい造り。文久年間(1860年代)建造の、歴史ある白でした。

その他、蔵見学で面白かったのは、鏝絵(こてえ)です。鏝絵とは、蔵の窓上部に左官職人がコテで描いた漆喰の絵で、家の幸せや繁栄を願うモチーフが多いのだそう。

例えば、火伏せの願いを込めた波しぶき、財運が広がるよう願いを込めた雲。牡丹など美しく縁起の良い花に、長寿を象徴する鶴など。土台の目地も亀甲や菱目など様々なデザインがありました。凝ってますよね~。
平川市農家蔵鏝絵と目地蔵が並ぶ通りには、蔵造りのカフェ、蔵Cafeがオープンしていました。
平川市金屋蔵cafeここは、毎月最終の金・土曜日限定で、焼きたて・無添加のパンを売っているそう。左下の「蔵ッフル」は、この日初めて販売した新作だそうです。作りが細かい!そしてシブ可愛い!!中にはつぶあんが入ってました。
平川市蔵cafeのパンまた、イベント中は、地元のこんにゃく屋さん、カネ久越後屋商店さんが出店して、したらきの掴み取りを行っていました。手袋を付け、いざ挑戦。1回200円!でした。
カネ久越後屋商店しらたきのつかみ取り多すぎてどうしようと思っていたものの、煮干しのだしで煮て食べたら、そうめんのようにスルスル~と一日でほぼ完食してしまいました。おそるべき白です。

最後は、かぐわしい白。白は白でも、白金珈琲(プラチナコーヒー)さんです。
平川市プラチナコーヒー外観私は、中間くらいのテイストの、「平川ブレンドりんごの花」をいただきました。白金珈琲平川ブレンドりんごの花「白めぐり」の最後に相応しい、リラックスできる深~い香りの一杯でした。平川市出身のご主人、ブレンドの名前にも、りんごや黒松、鶯など、市の花、木、鳥の名前を付けているそう。平川愛にあふれた、けれど、とてもスタイリッシュな白でした。

平川の「白めぐり」、いかがでしたでしょうか?「色」という切り口のまち歩き、私にとっては、驚きと発見の連続でした。
初夏、カラリと晴れた青空の下では、白はますます白く、強い印象を残すことでしょう。みなさんも、平川市で「白めぐり」、してみませんか?

byチビスケ

【「白めぐり」関連施設】
・平川市白岩森林公園
住所:青森県平川市尾崎黒倉沢1-1
電話:0172-44-2611(白岩公園管理棟)
開園時期:4月~11月。詳細は、お問い合わせください。
平川市観光協会ホームページ

・産直センターひらか アグリアス(津軽白岩焼)
住所:青森県平川市小和森上松岡211-1
電話:0172-43-1831
ホームページ:http://www.ja-tsugaru-mirai.or.jp/chokubai/chokubai.html

・道の駅いかりがせき(津軽白岩焼)
住所:青森県平川市碇ヶ関碇医師13-1
電話:0172-49-5020
ホームページ:http://ikarigaseki.com

・NPO法人尾上蔵保存利活用促進会(農家蔵・農家庭園ガイド)
住所:青森県平川市金屋中松本88-1
電話:0172-57-5190(ガイドは1周間前までに要予約)
ホームページ:http://www.kura-onoe.net

・農業生産法人株式会社グリーンファーム農家蔵(蔵Cafe)
住所:青森県平川市金屋中松本88-1
電話:0172-88-5039
蔵Cafe営業時間:毎月最終金・土曜日 11:00~16:00
ホームページ:http://greenfarm.company

・有限会社カネ久 越後屋商店(こんにゃく)
住所:青森県平川市日沼富田30-8
電話:0172-57-5600
ホームページ:http://www.onikumitai.net

・白金珈琲
住所:青森県平川市日沼樋田2-1
電話:0172-55-0938
店休日・営業時間等:お店のフェイスブックをご覧ください。

掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。

青森の観光・物産・食・特選素材など「まるごと青森」をご紹介するブログ(blog)です。
青森県で暮らす私たちだからこそ知っている情報を県内外の皆様に知っていただく記事をお届けします。

タグ別記事一覧

ラーメン野菜居酒屋・バーカレー缶バッジおにぎり海藻唐揚げ#お家ごはん中華料理スイーツ魚介種差海岸まつりカンバッジうにぎりわかめ和栗インバウンド#料理エビチャーハンまち歩き肉・卵十和田湖アクティビティおみやげ岩のりe-sportsスタンプお家でシリーズBUNACO白神山地体験レポート伝統工芸田んぼアートマグロお土産津軽弁缶バッジ寒海苔お盆スーパー植物#だし青森県郷土料理三味線ご当地蔦沼寺山修司カフェ迎え火・送り火ハンコ担々麺#アートアウトドアツアー歴史・文化紅葉新緑八戸ブックセンターコーヒー嶽きみコケシ辛い#青森県立美術館#サウナ自然アートランチライトアップイルカプリン熱帯魚クリスマス種差#自然#八甲田山グルメ弘前公園陸奥湾おやき焼き鳥グランピング#エビの釣り堀八戸市食堂ブナコ弘前城フェリー三社大祭日記雪見温泉月見#釣り#太陽光発電ヒバ津軽八甲田尻屋埼灯台館花岸壁朝市ポップアナログレコード#手帳#夏休み鉄道青森岩木山尻屋埼宵宮横丁露天風呂青森県、色彩#桜#風車りんご三内丸山遺跡白神山地毛豆寒立馬美術館最強毛豆決定戦妖怪#食#焼きそばねぶた・ねぷた奥入瀬渓流絶景太宰治灯台青森土産きのこ鮟鱇JOMONトーク伝統芸能アウトドアツーリズム果物山菜・きのこウニ温泉ジオパーク津軽土産アニメあんこう万年筆えんぶりカフェ・レストラン米・パン・穀物津軽海峡自転車ガイドパッケージ買いクラフト風間浦鮟鱇ステンドグラス建物お酒寿司白神山地周辺津軽弁金魚イベントハンドメイド#郷土料理#青森グルメ

月別記事一覧

月別一覧ページへ