青森市出身のイラストレーター、北林小波(きたばやし こなみ)さんをご存知ですか?
県内にお住まいの方は、絵を見ると、ピンと来るかもしれません。
北林さんの絵、県内のあちこちで使われているんです。
まずは弘前市のベーカリー「スリーブリッヂ」さん。
看板いっぱいに美味しそうなパンの数々が描かれています。
25年前の開店当初から、北林さんにお店の絵をお願いしていて、今の絵で3代目なのだそうです。

お店の買い物袋には、大きなバゲットを持つ女の子。買ったパンがさらに美味しくなりそうな笑顔です。
次は同じく、弘前市の「ブロッサムホテル弘前」さん。
ロビーにパステル画が飾られ、ホテルのパンフレットにも使われています。

続いて青森市内。
実は、青森駅から新町商店街へ続くアーケードの起点部分に絵が飾られているんです。「雲に乗る」というタイトルです。

次は、古川の「古書らせん堂」さん。本を持った、おしゃまな男の子と女の子が、両A面の立て看板になっています。

こうして見ると、北林さんの絵は、柔らかいけど勇ましく、繊細だけど力強く、洗練されているけれど懐かしい感じがしませんか?
もしかしたら、そんな相反する感じが調和した独特の雰囲気が、見る人に強い印象を残すのかもしれません。
余談ですが、私が初めて北林さんの絵に出会ったのは、今から二十数年前、弘前市にあった「グレゴリィ」という雑貨屋さんでした。
当時中学生だった私、お店の看板に描かれた女の子の絵があまりにも素敵で、居ても立ってもいられず、お店に飛び込んだのでした。
そんな北林さんが、青森市内で作品展を開催!との情報が入りましたので、直接お話を伺ってきました。
北林小波さんインタビュー
Q:6月15日から始まる作品展について教えてください。
タイトルは「Little Creatures」です。子どもと小さな生き物をモチーフにしたパステル画展です。昔から、虫や小さな生き物が好きなので。
会場ではカレンダーも販売します。皆さん是非いらしてください!
Q:作品を描く時に気をつけていることはありますか?
子どもを可愛く描きすぎないこと、です。それがリアルに見えるのか、絵を見た知人に「子どもって実際こんな顔するよね」と言われたことがあります。

Q:パステル絵の具で、1番使うのは何色ですか?
肌色です。人を描くことが多いので。

Q:今後、挑戦してみたいことや、予定があれば教えてください。
パステル画を多く描いてきましたが、アクリル画をもっと描いてみたいです。
それから、大型の絵も描きたいです。
8月下旬には、弘前市の雑貨店「Milfy」さんでも作品展を開催させていただきます。どうぞお楽しみに!
最後に、作品展の案内ハガキの絵がとても好みだったので紹介させてください。

展示期間中は、会場に北林さんがいらっしゃるそうです。
すでに北林さんファンの方はもちろん、初めて知ったという方にもたまらない作品展となりそうです。
是非、お近くで、北林さんの絵の魅力を体感してみてください。
byチビスケ
北林小波作品展 Little Creatures | |
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場所 | ギャラリーNOVITA(ノビタ) 青森県青森市新町1-11-15 |
TEL | 017-773-3746(ギャラリーNOVITA) |
時間 | 2018年6月15日(金)~6月20日(水) 午前10時~午後5時 |
料金 | 無料 |
Webサイト | こなみパステルGALLELY(エキサイトブログ) 北林小波パステルギャラリー Twitter |
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