まるごと青森

佐井のうにぎり

激レア!絶品! うにぎり と コーヒー と おやき

グルメ 特産品・お土産 観光スポット | 2018-07-11 20:46

青森県下北郡佐井村。

下北半島国定公園の名勝にして、日本ジオパーク認定ジオサイトの絶景「仏ヶ浦」へ渡る観光遊覧船の発着場を兼ねた観光施設「津軽海峡文化館 アルサス」。

今年、このアルサス横に新たなフードスペース「ちょこっと」ができました。

ちょこっと全景
遊覧船乗り場(船着き場付近)から見て、「アルサス」の左側に増築された「ちょこっと」。

この「ちょこっと」、名前に反して超高いポテンシャルを秘めた場所だったので、レポートします。

1つ目は、絶品おにぎりのお店「おにぎり・総菜コーナー」さん。

「おにぎり・惣菜コーナー」さん。

サラダやちょっとしたおかずなどの惣菜を扱っているこのお店のイチ押しが「うにぎり」。
ウニで有名な佐井村ですが、その佐井産の塩ウニが入ったおにぎり。うにのおにぎりだから「うにぎり」です。

うにぎりPOP
うにぎりのPOP。

このうにぎり、注文を受けてから作るのですが、これが超贅沢。

スプーンうに
自家製の塩うにスプーン山盛り1杯を、
ごはんにうにをIN
青森県産のお米で炊いたごはんに贅沢にINして、
おにぎり
「佐井産の岩のり」で包む!
うにぎり完成
完成!

塩ウニは、とれたてのウニを加工して塩ウニにした自家製のもの。保存料を使っていないのでウニ本来の風味が味わえます。
しかも、おにぎりの具としては、生ウニより塩味があるのでごはんにマッチ!

そして、知っていただきたいのが、「佐井産岩のり」。

佐井産岩のり「寒海苔」
佐井産岩のり「寒海苔」。これ1枚から作ることができるうにぎりは12個だそうです。

「岩のり」は、海の岩場に生えている天然の海苔のこと。このうにぎりで使用している海苔は、12月頃から2月頃の冬場に採られた「寒海苔」という、超レアな海苔。

この寒海苔を、包丁で叩き、細かくして、すだれで熨して、干して焼いて焼海苔にしたもの。

一般には販売されていない超貴重な天然海苔を、秋までの期間、ここで提供するおにぎりのために確保したんだそうです。

おにぎりの岩のり
岩のりに限界まで近づいてみました。伝えたい、この風味。

筆者は佐井村のウニは何度も食べたことがあるので、ウニ自体の美味しさは知っていましたが、この寒海苔に包まれたうにぎりは、別格。

醤油で軽く味付けされた海苔の中にある甘みと、磯の香ばしい香り。海苔本来の味が楽しめます。この岩のりで具が佐井のウニなんて、これ以上贅沢なおにぎりは滅多にお目にかかれないのではないでしょうか。

割ったおにぎり
割ってみた「うにぎり」。これを食べてから、写真を見るだけで味を思い出してお腹が鳴るようになりました。

ウニは苦手だけど、この特別な岩のり「寒海苔」のおにぎりを食べてみたい!という方には、昆布、梅、ツナ、鮭の岩のりおにぎりもあります(こちらは各300円)。

岩のりのおにぎりが食べられるのは秋ごろまで。1日計10個限定ということなので、食べてみたい!という方は、早い時間にぜひ行ってみてくださいね。

おにぎり3連星
岩のりおにぎりの黒い3連星。取材した日は海が荒れていて遊覧船の運行がなかったので、逆に限定の岩のりおにぎりを沢山買えました。悪天時こそ狙い目かも。

 

次にご紹介するのは、「cafeいおり」さん。

Cafeいおり全景
Cafeいおり。ほんわかした人柄の村木伊織さんが店主のお店。癒やされます。

こちらでは、ブレンド含め9種類のコーヒー豆を揃え、注文を受けてから豆を挽き、1杯ずつ淹れる、本格的なコーヒーを250円からの格安で提供しています。

ブレンド含め9種類の豆を常備。
注文を受けてから豆を挽いてコーヒーを淹れています。愛情も注入。
コーヒー
写真は本日のコーヒー(250円)。蓋もあってお持ち帰りも便利。

このコーヒーに合うのが佐井産烏骨鶏の卵で作った「自家製プリン」(250円)。
プリンの味が濃く、なめらかな食感が楽しめます。こちらも数量限定。

自家製プリン250円。コーヒーといい、安いけど美味しいのです。
その他にも紅茶やカフェインレスコーヒー、佐井だぁ(サイダー)、青森りんごジュースなどメニューは豊富。写真はキャラメル・オレ。

 

そして最後にご紹介するのが、「うんたん焼き」が食べられる「潮風」さん。

うんたん焼きの「潮風」さん。

佐井村のマスコットキャラクター「雲丹(うんたん)」の焼き印を押したおやきで、1つ100円で提供しています。

うんたん焼き
かわいい焼き印が押された佐井村名物のおやき「うんたん焼き」1個100円。ウニのキャラクターだけど中身はウニじゃなくてあんこです。

しっかりとした生地の中にあんこがぎっしり詰まってて、ずっしりとした食べごたえのあるおやきです。

かき氷・シェーク
取材時にはかき氷やシェーク、やりイカ焼きもありました。うんたん焼き以外のメニューはバリエーション検討中とのことなので、次に行ったらぜんぜん違うメニューの可能性も。

 

以上の3店が入ったこのちょこっとは、カウンター数席と小さいテーブルがあるだけのちょこっとしたスペースなのですが、中身はとっても充実した施設です。

禁煙マークとコンセント
店内は禁煙。カウンターにはコンセントもありました。

絶景仏ヶ浦のある佐井で絶品フードが楽しめる「ちょこっと」。

週末の下北半島ドライブや、仏ヶ浦観光にお越しの際には、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

うんたん人形
うんたんが待ってます。

 

byかろ玉子

 

アルサス横「ちょこっと」(佐井定期観光株式会社)
場所青森県下北郡佐井村大佐井112
TEL0175-38-2255
FAX0175-38-4525
時間10:00~16:00(不定休)
料金「おにぎり惣菜コーナー」
・うにぎり 500円/個
・岩のりおにぎり 各種 300円/個
 (1日合計10個限定)

「Cafeいおり」
・本日のコーヒー 250円
・自家製プリン 250円/個 (数量限定)

「潮風」
・うんたん焼き 100円/個

掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。

青森の観光・物産・食・特選素材など「まるごと青森」をご紹介するブログ(blog)です。
青森県で暮らす私たちだからこそ知っている情報を県内外の皆様に知っていただく記事をお届けします。

タグ別記事一覧

ラーメン野菜居酒屋・バーカレー缶バッジおにぎり海藻唐揚げ#お家ごはん中華料理#カフェ・レストランスイーツ魚介種差海岸まつりカンバッジうにぎりわかめ和栗インバウンド#料理エビチャーハンまち歩き肉・卵十和田湖アクティビティおみやげ岩のりe-sportsスタンプお家でシリーズBUNACO白神山地体験レポート伝統工芸田んぼアートマグロお土産津軽弁缶バッジ寒海苔お盆スーパー植物#だし青森県郷土料理三味線ご当地蔦沼寺山修司カフェ迎え火・送り火ハンコ担々麺#アートアウトドアツアー歴史・文化紅葉新緑八戸ブックセンターコーヒー嶽きみコケシ辛い#青森県立美術館#サウナ自然アートランチライトアップイルカプリン熱帯魚クリスマス種差#自然#八甲田山グルメ弘前公園陸奥湾おやき焼き鳥グランピング#エビの釣り堀八戸市食堂ブナコ弘前城フェリー三社大祭日記雪見温泉月見#釣り#太陽光発電ヒバ津軽八甲田尻屋埼灯台館花岸壁朝市ポップアナログレコード#手帳#夏休み鉄道青森岩木山尻屋埼宵宮横丁露天風呂青森県、色彩#桜#風車りんご三内丸山遺跡白神山地毛豆寒立馬美術館最強毛豆決定戦妖怪#食#焼きそばねぶた・ねぷた奥入瀬渓流絶景太宰治灯台青森土産きのこ鮟鱇JOMONトーク伝統芸能アウトドアツーリズム果物山菜・きのこウニ温泉ジオパーク津軽土産アニメあんこう万年筆えんぶり#食堂カフェ・レストラン米・パン・穀物津軽海峡自転車ガイドパッケージ買いクラフト風間浦鮟鱇ステンドグラス建物#ラーメンお酒寿司白神山地周辺津軽弁金魚イベントハンドメイド#郷土料理#青森グルメ#ご当地

月別記事一覧

月別一覧ページへ