県内は夏祭り真っ盛り。観光や帰省の記念にお土産を購入される方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、今の季節、思わずパッケージ買いしたくなるような津軽のお土産をご紹介します。
今回セレクトした基準は、以下の4点です。
1.夏にピッタリなパッケージ
2.昔から親しまれている味
3.日持ちする
4.販売場所が複数ある
武内製飴所さんの「金魚ねぶた」
まずは、青森市の武内製飴所さんのお菓子「金魚ねぶた」です。
このお菓子、その名の通り、ねぶた(ねぷた)祭り期間中、街中に飾られる金魚型の提灯、金魚ねぶたを模しています。
こちらは青森市内の街なかで見つけた提灯の金魚ねぶた。
そしてこちらがお菓子の金魚ねぶたです。箱を開けると、丸々とした8匹がお出迎え!
箱から取り出すと、こんな感じです。
包みの中身は、青森県産のりんご(紅玉)ジャムを使った、一口サイズのようかんです。
りんごようかんと言えば!のこの形。お味は、適度な酸味と甘みでサッパリいただけます。夏は冷やしてどうぞ。
【お土産データ】
・お問い合わせ先:上ボシ武内製飴所(青森市本町5-1-20、TEL:017-734-1834)
・日持ち:90日間
・販売場所:青森市内:上ボシ武内製飴所、新青森駅、青森駅(ぐるっと遊)、青森空港、A-FACTORY、ねぶたの家ワ・ラッセ(青森ふるさとショップアイモリー)、青森県観光物産館アスパム(アスパム物産)等
・価格:1,080円(8個入り、消費税込)
大阪屋さんの「竹流し」
続いては、弘前市の老舗和菓子店、大阪屋さんの「竹流し」です。
大缶と小缶があるのですが「夏にピッタリなパッケージ」でご紹介したいのは、小缶の方です。
それがこちら。潔い無地。限りなく白に近い、淡い淡い藤色の缶です。
缶を開けた瞬間に、フワッ~と広がる蕎麦の香りは特筆ものです。中身は、パリッパリの薄い板状のお菓子です。
原材料は小麦粉、砂糖、蕎麦粉のみ。同封の栞によれば、竹流しの誕生は1773年。245年もの間、製法を変えず、麺棒1本で手作りしているそうです。
パリッ(食感)→フワ~(蕎麦の香り)→ジワ~(甘さ)のループにハマると、一気に5~6枚は食べてしまうかも。
緑茶にもコーヒーにも合うと思います。
※大缶の方は黒色で、笹や雪輪などの紋が描かれています。大缶の画像や、お店の様子などは過去の当ブログでチェックできます。
【お土産データ】
・お問い合わせ先:御菓子司 大阪屋(弘前市本町20、TEL:0172-32-6191)
・日持ち:4か月
・販売場所:
弘前市内:大阪屋、中三弘前店、さくら野百貨店弘前店
青森市内:中三青森店
・価格:1,000円+税(小缶)
おさきんさんの「ナット昆布」
最後は、つがる市のおさきんさんの「ナット昆布」です。原材料は100%昆布。納豆のように粘りますが、納豆は入っていません。
パッケージがこちら。涼を呼ぶ、氷山と親子ペンギンの絵が目を引きます。
でも、なぜペンギン???
お店に伺ったところ、昭和40年代に、南極の昭和基地で採用されたのを機にこの絵柄になったのだそう。
確かに商品名の上には「南極越冬食品」の文字が!
さらに面白いのはこの中。1食分ずつ、お医者さんでもらう粉薬のような小袋になっているんです。これは、日焼けを防ぐための工夫なのだそうです。
小袋1袋分の中身はこんな感じです。
ここに同量の水を加えて戻します。小袋のおかげで、適量使える上、水を加えて混ぜる一連の作業中、ちょっとした実験気分が味わえます。
今の時期、津軽では、ナット昆布と刻んだキュウリ、ナス等を和えた夏野菜の「しおから」が家庭の食卓に上ります。
そのためか、こうした昆布粒は「しおから昆布」と総称されたりします。
調味料感覚で気軽に使えるので、お料理好きな方へのお土産にいかがでしょうか?
※「しおから」の作り方は過去の当ブログでチェックできます。
【お土産データ】
・お問い合わせ先:株式会社おさきん(つがる市木造千代町39-3、TEL:0173-42-2062)
・日持ち:1年
・販売場所:
つがる市内:おさきん本店、シャコふる店
五所川原市内:ELMの街新鮮市場店
※その他、県内のスーパー(ユニバース、イトーヨーカ堂等)、ドラッグストア(ハッピー・ドラッグ、スーパードラッグアサヒ等)で販売。
・価格:定価280円(消費税込)
夏にパッケージ買いしたくなる津軽土産特集、いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介した他にも青森県には楽しい美味しいお土産品がたくさんあります。
皆さんが、素敵なお土産に出会えますように!
あ、当ブログでも「特産品・お土産」カテゴリーから色々検索できますよ。
byチビスケ
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