まるごと青森

採れたて旬の夏野菜!無肥料・無農薬のうまうま野菜をご紹介!

特産品・お土産 | 2018-08-22 21:36

宵宮、ねぶた、盆の送り火と、夏の風物詩が通り過ぎた青森では、ねぶた期間中の狂喜乱舞の一週間に思いを馳せながら毎日を過ごしている方も多いのではないでしょうか?

 

今年もねぶたは暑かった

 

がしかし、青森の夏はこれで終わりではありません。

そう、採れたて旬の夏野菜を忘れてはいけません!

 

子供の頃は、夏になるとトマトやナス、きゅうりなどが毎日食卓に上り、「また今日も野菜かぁ」とがっかりしたことをよく覚えています。

 

でも、大人になって味覚が成長したことや、なにより美味しい野菜に出逢えたことで、「また今年の夏も美味しい野菜が食べられる!」と嬉しさを感じられるようになりました。

 

ねぶたが終わって少し寂しい今日この頃、夏はまだまだ終わりじゃない!という思いで、日頃からお世話になっている青森市の「雲谷ト森山農園」さんへお邪魔してきました。

 

八甲田山の麓によく耕された農園が広がっています

 

こちらの農園では、代々受け継がれた「固定種」の種だけを用いて、化学肥料や農薬を使用せずに野菜を栽培しています。(詳しくは過去記事をご覧ください)

 

では、さっそく旬真っ只中のうまうま野菜達を紹介していきます。

 

 

収穫したての野菜の表情

 

この日は、ちょうど収穫と箱詰め作業の時間帯に伺ったので、採れたての野菜が次々と作業場に運ばれていました。

 

こちらが作業場

 

収穫された野菜は大きやさ形で選別し、手際よくラッピングされていきます

 

畑にいると気になるのが、収穫したての野菜の表情。お店で買った野菜をじっくり見る機会は少ないと思いますが、畑にいると、なぜか観察モードに入ります。

 

よーく見てみると、野菜によって、根がぴろぴろしていたり細かいトゲトゲが付いていたりと、実に表情が豊か。

 

グリルするととっても美味しい「デトロイトダークレッドビーツ」

 

昔ながらのトゲトゲ付きの「四葉きゅうり」

 

スーパーだと恥ずかしいと感じるかもしれませんが、道の駅の直売所なんかだと平気だと思いますので、一度野菜の表情をじっくり観察してみてください。

 

この豊かな表情が可愛く思えてきて、なんだかほっこりした気持ちになれますよ。

 

 

夏はトマトの楽園

 

実は、夏の農園を見たことがなかったので、今回はどんな野菜があるのかなぁとワクワクしながら農園に向かいました。

 

到着して農園を見渡すと、そこには、まさに旬を迎えたたわわなトマト達が一面を埋め尽くし、トマトの楽園といった感じでした。

 

ということで、普段は見かけないトマトの一部を簡単に紹介していきます。

 

代表的なイタリアントマト「サンマルツァーノ」。加熱すると旨みが増すのでトマトソースに最適です

 

こちらも同じくイタリアントマトの「クォーレ・ディ・ブエ(牛の心臓の意)」。フレッシュな状態で塩とオリーブオイルで召し上がってみてください

 

インドが原産と言われる「スペックルド・ロマン」。赤と金色のマダラ模様が美しいのでサラダのアクセントにどうぞ

 

園内を巡りながら一通り写真を撮り終えたので、箱詰め作業を行っている園主の森山さんに「生で食べて一番美味しいトマトは?」と聞いてみたところ、「ブラックチェリー」というミニトマトがおすすめとのこと。

 

色づき中のブラックチェリートマト。原産はロシアのようです

 

畑でもひとついただきその美味しさにびっくりしたのですが、自宅に帰って冷蔵庫で冷やして食べたら更に美味しい!

 

果実のような甘みとフレッシュな酸味、そして皮も柔らかいので、このトマトは何もせずにそのままいただくのが絶対にオススメですよ。

 

よーく冷やしてお召し上がりください

 

森山農園さんの野菜は青森市内の一部のお店で取り扱っていますので、見かけた際は是非食べてみてください。

 

<取扱店>

ハンドクラップ(青森市堤町1-3-14 1F)

マグワートトマト(青森県青森市古川1丁目14-3 ブラックボックス1階)

マックスバリュ浜田店(青森市大字浜田字玉川196-10)

 

 

美味しい毛豆ができるかな?

 

津軽地方に伝わる在来種の毛豆の生産者が参加し、その年の毛豆キングを決める「最強毛豆決定戦」。2013年度に始まったこのイベント。参加者や審査員の熱量からも、青森県民の毛豆に対する愛情を感じずにはいられません。

 

もちろん今年も開催されます

 

<出典:青森毛豆研究会

 

津軽地方の秋の食卓に欠かせない毛豆ですが、実は青森市内にも在来種が残っており、森山農園さんでは青森市雲谷(もや)地区の農家さんから種を譲り受け、品質の向上と生産量の拡大に取り組んでいます。

 

品名を伺ったところ「毛豆です。」という答えが。実は津軽地方の在来種も、自家消費や近郊でしか出回っていなかったため、ルーツや歴史が明らかになっていないんだそう。

 

園主の森山さん

 

「“雲谷毛豆”と呼ぶか呼ばないかで、品名が決まるような感じですかね。」と森山さん。品名はさておき、青森市でも在来の毛豆を手に入れられるのは嬉しい限りですね。

 

全部毛豆です。見ているだけでワクワクします

 

森山農園さんの毛豆は9月中旬の収穫に向けてすくすくと成長しており、今から味が楽しみで仕方ありません。

 

現在は「一番茶」という茶豆が収穫時期を迎えているようで、こちらは今夜のおつまみにすることにしました。

 

フワフワの産毛に生命力を感じます

 

 

旬をいただく贅沢さ

 

雲谷ト森山農園さんは八甲田山の麓ということもあり、トマト、ナス、パプリカなどはまだまだ旬の真っただ中。

 

この日購入した野菜セット

 

また、収穫の秋を迎えると、カブや大根、ラディッシュなどの根菜類のほか、ルッコラ、チコリーなどの葉物も、今年2度目の収穫時期を迎えます。

 

その時期の旬が、ぎゅっと詰まった野菜セット。

みなさん、野菜を食べて青森の旬を感じてみませんか?

 

By めぐみるく

料金固定種の野菜セット(6~10品目が目安) ¥2,160
※5回分、10回分がセットになった商品もあります。
Webサイト雲谷ト森山農園

掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。

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