青森県内の紅葉も順調に進み、奥入瀬渓流も紅葉の見頃を迎えています。筆者の体感では、今週末あたりが見頃のピークではないかと感じています。
そんな奥入瀬渓流の紅葉の様子を数カ所、紹介していきます。
焼山から子ノ口に向かう道路は、まだまだ色づきは浅かったです。
最初は、三乱の流れです。
新緑の頃のムラサキヤシオやヤマツツジが印象的な名所の一つです。
渓流の中にある、天然の盆栽のような岩がとても特徴的です。陽が当たるところは少しずつ黄色やオレンジに染まっています。
石ヶ戸休憩所を通り過ぎた先にある、阿修羅の流れです。
落差があり、激しい流れが苔むした岩にぶつかり白波が立ち、その荒々しい姿に目を奪われます。
かなり紅葉が進んでいて、黄色に染まり、とても明るく華やかでした。
阿修羅の流れを少し進んだ上流から見た風景です。
朝の日差しが入り込んで、紅葉した部分が明るく照らされて、緑の葉と入り混じっていてとても綺麗です。
雲井の滝です。
高さ20メートル、二段に屈折して流れ落ちる水しぶきが、湧き立つ雲に見えることから名付けられています。
周りを取り囲む緑の葉とは対照的に、滝にかかる部分が紅葉していて、少し華やかさを感じさせてくれます。
こちらは、白布の滝です。
真っ白な布を垂らしたような姿から命名されたと云われています。
太陽の日差しが差し込む前だったのであまり目立ちませんが、だいぶ色づいているように見えました。岩の間から流れ出ている真っ白な滝は、とても神秘的です。
銚子大滝の少し手前に架かる橋から下流を眺めた風景です。
紅葉した葉、緑の葉、黒い岩、白い水飛沫、それぞれのコントラストがとても綺麗です。
銚子大滝です。
渓流にかかる唯一の滝で、高さ7メートル、幅20メートル。湧き上がる水しぶきに、木漏れ日が差し込むと、光が反射してとても美しいと評判です。かつては「銚子ノ口滝」と呼ばれ、湖畔の地名「子ノ口」の由来とされています。
まだ少し早いようです。これから紅葉も進んでいくと、絶景が楽しめるのではないでしょうか。楽しみです。
最後は、渓流が流れ出る「子ノ口」の遊覧船桟橋付近からの風景です。
かなり色づいています。十和田湖を囲む山々も、間も無く見頃のピークを迎えると思います。これからがとても楽しみですね。
ぜひ、錦秋の奥入瀬渓流にお出かけください。
by トリッキー
奥入瀬渓流館 | |
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場所 | 青森県十和田市奥瀬 |
TEL | 0176-74-1233 |
時間 | 9:00〜16:30 |
Webサイト | 奥入瀬渓流館 |
その他 | 年中無休 |
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