まるごと青森

八戸の横丁めぐりで夜も更けて…

グルメ | 2018-10-25 00:56

絶賛開催中の八戸横丁月間。

こちらのグログで、横丁めぐりの1軒目「洋酒喫茶プリンス」を紹介したところで終わっていましたので、その続きを!

2軒目はサバ料理のパラダイス「サバの駅」

プリンスでおいしいカクテルをいただいた後は、前から行ってみたいと思っていた「サバの駅」へ。

ブランドさばである「八戸前沖さば」のオリジナル料理が堪能できるお店なのです。
六日町のバス通りに面しているので見つけやすいです。

来たら絶対食べようと心に決めていたメニューがこちら。
「銀サバの串焼き」です!
皮はパリッと、身はふわっとしていて、脂ののった鯖の旨さが存分に味わえます。
1本の串に、背の部分と腹の部分の両方が刺さっているのもうれしいです。

続いて、「鯖なめろう」。
ダイス状にカットされた鯖の身も入っていて、たたいた鯖と二つの食感が楽しめます。上に乗っているのは、青森県産長いも。
お酒にあわないわけがない。

どんどんいきます。
次は「づけ刺身3種盛り」です。
左から、サバのづけ、しめサバ、サバの味噌じめ。
それぞれ単品のメニューもありますが、これはセットになっているので、少しずつ食べ比べできてお得です。
サバの味噌じめは炙ってあり、香ばしい風味と甘みがあり、特に印象的でした。

締めは、やっぱりご飯もの。
「銀サバ棒寿し」です。
ああ、美しい…。鯖もお米も光っています。
ぱくっといただきましたが、見た目を裏切らないおいしさでした。

<店舗情報>
「サバの駅」
住所:八戸市六日町12 大松ビル1F
TEL:0178-24-3839

3軒目は、おひとりさま女子も立ち寄りやすい「origo」

職場の同僚から、気になるお店があるから行ってみて、と言われていたお店「origo(オリゴ)」です。
外観から、すでにおしゃれな感じが漂っています。
入り口のドアが全面ガラスで、中の様子が見えるので、初めての人でも入りやすいと思います。

店内も北欧のイメージで装飾されていて、とても素敵です。
何を頼もうかな〜とメニューを眺めていると、ものすごく気になるものを発見。その名も「よっぱらいパン」です。
よっぱらいの私はさっそく注文させていただきました。
すると…こんなにおいしそうなパンがでてきました!
いろいろたくさん入ってますよねー。

カシューナッツ、アーモンド、マカダミアナッツ、クルミ、ピスタチオ、クランベリー、イチジクの赤ワインコンポートを、赤ワインとシナモン入りのパン生地でくるんで焼いたものです。

一口ごとに味が変わり、とても楽しく、おいしいパンです。

こちらのお店は、自然派ワインを扱っていて、そのワインにもとても合いました。
ちなみに、県内ではなかなか飲めない自然派ワインも扱っているようですよ。

続いて、「サンマのコンフィ」、「鶏レバーペースト」、「お野菜の梅酢ピクルス」を注文。
「サンマのコンフィ」は、海水と同程度の塩水に3時間浸けたサンマを、110度ぐらいの低温の油で煮て作るそうで、骨までおいしく食べられる一品でした。

一緒に行った同僚は、「鶏レバーペースト、絶品!」と愛おしそうに食べていました。

ピクルスは、マスターのご親戚の方(南部町のアグリーデザインさん)が作っている「白梅酢」を使って県産野菜を漬けているとのこと。梅味でさっぱりしていて、おいしかったです。

マスターの豊川さん(南部町出身)です。
お話を伺ったところ、なんと、ロシア・サハリンにある日本総領事館の公邸料理人を2年間していたとのこと。
そして、帰国して1年後の2013年に、このお店を始めたそうです。

このお店は、店内の雰囲気も素敵ですが、マスターのお客様に対する気遣いもいいな〜と思いました。一人で静かに飲みたいときは、そのように、また、少し話したいなというときは、おしゃべりをしてくれて、ぐいぐいこない感じが、女子の一人飲みにはうれしいなと思いました。

お店の「origo」という名前は、映画「かもめ食堂」の主人公が使っていたイッタラのお皿の「オリゴシリーズ」からとったそうです。
「origo」でも、イッタラのお皿を使ってましたよ。

いち早くこのお店をすすめてくれた同僚は男性でした。私より女子の気持ちがわかるかも。

<店舗情報>
「origo(オリゴ)
住所:八戸市鷹匠小路4-8(たぬき小路)
TEL:0178-44-6633
営業時間:18時〜23時
定休日:4月〜12月は日曜日、1月〜3月は月・火曜日。ただし、イベント時は不定休あり。

ラスト4軒目は、映画の舞台にもなった「DA介」

いい感じで八戸の横丁をハシゴして、夜も更けてまいりました。せっかくなので、ラストにもう1軒行くことに。
「DA介(だすけ)」です。入り口がパンチがあります。
でも、中はもっとすごいんです!
「きれいにゴチャゴチャしている!」と言われるという店内。でも、なぜか妙に落ち着きます。

こちらのお店は、八戸市が舞台となった映画「ライアの祈り」のロケでも使われているんです。

4軒目ということで遅い時間だったのですが、マスターがいいよ!と入れてくださって席に着きました。ありがたいです。
そして目に入ったのがこれ。
これこそが、今、我々が頼むべきものだ!と思い、注文を。
こちら、生ビール1杯と、このお店の名物「サバ缶せんべい」のセットです。
八戸せんべいが、まるでカナッペのように使われています。
使うせんべいは、なんでもいいわけではありません。「いずもり」(八戸市)の「かる焼きせんべい」じゃないとダメなのです。
その上に、サバ缶に醤油をたらしてほぐしたものをのせています。
軽い食感のせんべいとサバ缶がとてもよくあい、もう一枚食べたかったですが、15分一本勝負ですので、ぐっと堪えます。
マスターとのおしゃべりも楽しく、次回は、もう少し早い時間に伺おうと思いました。映画の話もいろいろしてくださいましたよ。

<店舗情報>
「DA介(だすけ)」
住所:八戸市岩泉町11
TEL:0178-73-1314

今回、八戸の横丁を1日で4軒ハシゴしてみましたが、それぞれのお店に特徴があってとても魅力的でした。
また、横丁をめぐりながら、ここも気になる、あそこも行ってみたい、というお店が次々とでてきたので、早々に次回の計画を練りたいと思います。

みなさんも、魅惑の横丁ワールドを楽しんでみてください!

by はっしー

掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。

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