突然ですが、青森県制定の花木鳥は「りんごの花、ヒバ、白鳥」ですが、魚ってご存知ですか?実は・・・・「ヒラメ」なのです。自称刺身の消費量は人一倍の私ですが、恥ずかしい話し知りませんでした・・・・。
前置き失礼しました。そんな青森県が制定している「ヒラメ」を最高の状態で食べる事が出来るお店「みなと食堂」さんが八戸市にあるということで今回お邪魔してきました。ちなみに、第1回全国丼グランプリ海鮮丼部門金賞と実績も抜群です!
夕方オープンかと思われますが、実は早朝4時の写真です。通常は6時開店なのですが、店主(守正三さん)のご厚意で開店前にお邪魔させて頂きました。早朝から刺身を食べる事が出来るなんて贅沢すぎますね。ちなみに、店主や常連客さんからは深夜食堂と言っています。
店内に入ると既に常連さんが。開店前に入店できるのは通い詰めた常連さんだけが許されるのだとか。壁に貼られた魅力的な手書きメニューが更にお腹を空かせてくれます。
常に明るい店主です。お客さんとのコミュニケーションをとりながら、手際よく仕込みを続けます。以前勤めていた鮮魚店で鍛えた魚の目利きを武器に同店をオープンしました。しかし本人は、絶対的プロの目を持つ仕入れ業者に一任して、自分はご飯に刺身を乗せているだけと笑いながら否定しています。
そうしているうちにお客さんがもう一人?と思いますが、お客さんと並んで、賄いを食べる女将さんです。早朝4時から仕込みが始まるため納得。このアットホームな感じが凄く素敵ですよね♪
もう一つアットホームな光景を。食事はもちろんですが、底抜けに明るい店主を求めて来店する方がたくさんです。早朝からちょっと贅沢に日本酒と店主に酔うのが粋です。
そして看板メニューの「平目漬丼」と「ザ平目漬丼(平目、マグロ、エビ、ヤリイカ)」です。刺身と漬けタレが絶妙にマッチし、刺身が丼いっぱいに敷かれた光景はインスタ映えも!これで「平目漬丼」が1,000円って驚きです!
しかも、このタレの作り方を店主に尋ねると教えてくれるんです!「えっ?」と思いますが本当です。意外な素材も使っており、漬けタレの奥深さを感じました。
アングルを変えてもう一枚。そして「粋」な食べ方を!黄身と刺身を絡めて食べるように思いますが、真逆なんです。味付けされた刺身を全部食べてしまい、残った白米と卵黄を「卵かけご飯」風にして食べるのが店主のおススメです。
そして、もう一枚。B級グルメでお馴染みの「八戸せんべい汁」です。丼に目を奪われがちですが、こちらもかなり大人気なのです。セットで食べると八戸を思う存分堪能できます。
以前小学生からもらった地図を大切に店内へ飾っております。当時の小学生も大人になって常連さんになっているとか。本当に地域に愛されている証拠ですね。
以上、八戸市の「みなと食堂」さんでした。ちなみに美味過ぎて大手百貨店から県外出店を打診された事もあるそうです。
「八戸市で食べる事が一番美味しいんだよ。」と丁重にお断りしたそうですが、食べて納得です。皆さんお店で会いましょう!
byよっちゃん
場所 | 青森県八戸市湊町字久保45-1 |
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TEL | 0178-35-2295 |
時間 | 6:00~15:00 |
料金 | 平目漬丼 1,000円 ザ平目漬丼 1,300円 ほか |
その他 | 定休日:日曜日 |