12月になりました!今年も残り一か月を切りましたが、全力で青森県をPR(ほとんど食レポ・・・)してまいりたいと思います!
さて、今回お邪魔した場所は北津軽郡の中泊町です。青森県で水揚げされる「メバル」の半数以上がここ中泊町で水揚げされているんです。
この地域の「メバル」は津軽海峡の早い潮によって適度な運動、豊富な餌によってなる肉質の良さ、漁獲後の適正な鮮度保持によって、東京築地市場でも高級食材として評価されています。そして、その「メバル」を堪能できる「メバル膳」を求めて、中泊町の「ピュアレストラン」さんにお邪魔してきました!
道の駅内に併設された「ピュアレストラン」さんは、平日でもランチの時間になると満席になってしまう大人気店です。この日も12時前には満席となってしまいました。
面の皮が厚い私は厨房に潜入です。中には5名ほどのスタッフがおり、1つの料理でも何人もで作業分担し、次々入る注文をテンポよく作っています。「メバル膳」に目を奪われがちですが、肉鍋、ラーメン、カレーなども次々とオーダーされていました。今回は「メバル膳」が主役なので我慢・・・・
そして私が注文した「メバル膳」を作り始めてくれました。「メバル膳」は高級食材のメバルを「まるごと1匹」つかっており、弾力のある「刺身」と「煮つけ」がウリです。
刺身の「炙り」です。そのまま食べても美味しいのですが、「炙る」ことで味と香りも楽しめます。お腹が空いてきました・・・・。
そして「煮つけ」の下準備も終わりました。卓上コンロで一気に煮ると、身がクルっと丸くなってしまうため、事前に半分ほど煮てから、卓上コンロへ乗せているいるそうです。
そしてあっという間に完成です。豪華なお膳が暖簾をくぐってやってきます。なかなか大きくて、運ぶのも一苦労です。さすが豪華「メバル膳」!
見てください!先ほど紹介した「刺身」、「煮つけ」はもちろんですが、「イカ刺」や「しじみ汁」も付いてきます!ごはんは地元の「つがるロマン」を使用しており、地元素材が凝縮しているんです。刺身は「刺身醤油、エゴノリ塩、煎り酒」と3種類の調味料で堪能します。
尾頭付きの「刺身」は分厚く切られており、メバルをとことん堪能できます。先ほど紹介した「炙り」も手前にいますね!
そして待ちに待ったこの瞬間です!それと、わさびは醤油に溶かさず、身に直接つける事が正しい食べ方であると、先日なんかのテレビで紹介されていました。理由は忘れましたが・・・・(汗)「イカ刺」も予想以上に多く、ごはんに乗せて「イカごはん」にして食べるのが美味しい食べ方だそうです。
そして「煮つけ」も完成したようです。しっかりと出汁が染みた身に、ちょっどだけ食感を残した「白髪ねぎ」が甘い煮汁と絡んで、癖になります。ネギだけでも「おつまみ」になります。この豪華お膳にお酒(ビール、日本酒)をあわせて、お昼からご機嫌に楽しんでいかれる方もたくさんいるようです。(羨ましすぎる・・・)
「メバル膳」を堪能し、隣の物産館を散策していると気になる商品が!「メバルせんべい」だと!?早速試食させて頂いたのですが、メバルの香りが「ガツン!」ときて、焼いたメバルをそのまま食べているようなせんべいでした。「この香りを活かした料理を作ると・・・・」気がつくとレジで買っていた自分・・・・。
2種類の味(塩味、醤油味)があり、「あっさりの塩」と「香りの強烈な醤油」といった印象です。製造過程で割れてしまった煎餅も安く売っているので、それも嬉しいですね。そして、「メバル膳」に対抗(?)し、オリジナル「メバルせんべい御膳」にチャレンジしたいと思います。(関係者の方すみません・・・)
バニラアイス乗せ(上)、チーズケチャップのピザ風(左)、スライスチョコ乗せ(右)、くだいた鯖へ卵黄乗せ(下)としてみました。勝手に「メバルせんべい四種のパテと共に」と高級そう(?)な名前にネーミングしようと思います!
そして、「メバルせんべい」を出汁に使った「メバルせんべいうどん」です。煎餅から出る出汁(四枚使いました)をうどんと合わせてみました!昔なつかしい「すいとん」のような食感になり、予想以上に美味しかった(自画自賛?)です。また、お好みで砕いた煎餅を入れたり、せんべいを入れるタイミングを調整うことで色んな食感で楽しみことが出来ました!
そして、勝手にお膳としてしまった「メバルせんべい御膳」です。個人的はスライスチョコレートせんべいが一番でした。しょっぱさと甘さが化学反応を起こしていた気が・・・・。皆さんもオリジナルを楽しまれてはどうでしょう?
以上、中泊町で「メバル」を堪能してきました!スーパーで売っていることもある「メバル」ですが、新鮮さ、こだわった味付け、その場の雰囲気を楽しむために直接足を運び「メバル膳」を堪能してみてはいかがでしょうか?「メバル膳」を楽しめる店は他にもございますので、何回も中泊町へ行かなければ!そして「メバルせんべい」をお土産に!!
by よっちゃん
場所 | 青森県北津軽郡中泊町大字中里字紅葉坂209番地 中泊町水産商工観光課内) |
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TEL | 0173-57-2111(中泊町水産商工観光課内) |
料金 | メバル膳 1,600円 |
Webサイト | 中泊メバル料理推進協議会 |
その他 | お店によって営業時間等が違いますので、「中泊メバル料理推進協議会」のホームページからご確認をお願いします。 |
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。