青森県三戸町、山田農園の4代目山田敏実さんが営むりんご園には「百年紅玉」と言われる樹齢130年の木から収穫されるとても貴重なりんごがあります。
そのりんごをふんだんに使って手作りする「百年紅玉アップルパイ」が密かに人気で、一度食べるとリピーターになる人が多いそうです。
百年紅玉
山田農園の紅玉は、一般の紅玉と比べて、とにかく酸味がまろやかで、深い味わいが感じられるのが特徴です。
「りんごの木と一緒に生きていく気持ちが無ければ農家はできない」と語る山田さんは、木と向き合い、会話し、大切に剪定し、愛情を持って紅玉を育てています。
紅玉の樹々を目の当たりにすると、地面から伸びた幹は太く、枝に分かれて伸びる幹は不自然に折れ曲り、所々が切断され空洞化している箇所もあり、添え木が無ければ、りんごの重さに支えきれないほど複雑に育っています。りんごの木に近づくと、より多く日光を当てるようにきれいに葉取りされていて、しかし一方で、光合成で作る養分が十分に行き渡るくらい、葉を残しており、とても大切に、手間を掛けて作業されていることに気付かされます。真っ赤に色付いたりんごは、丸々としてとてもかわいいですね。
山田さんの愛情がたっぷり詰まった紅玉を使ってアップルパイを作っているのが、十和田市にあるあおもり味蕾屋です。社長の村崎氏は、数年前、山田農園に行き、農作業している山田さんに直接交渉。りんご作りにかける情熱と経営者として責任を負うという両者の思いが一致し、それ以来の付き合いだそうです。今では、村崎氏が自ら山田さんの農園を訪れ、農作業を手伝うほどに。
百年紅玉アップルパイ
山田さんのりんご作りのこだわりを活かし、その思いに応えるため、手間暇を惜しまず、一つ一つの工程を丁寧に、丹精込めて作った、渾身のアップルパイです。紅玉りんごは、皮を剥き、一緒に煮込むことで赤みがかり、まろやかな酸味は残した状態でアップルパイのフィリングに使われます。パイ生地で覆い、オーブンで約1時間強焼いたのがこちらです。余熱を取ってから切り分けます。不要な添加物はほとんど使用しおらず、甘〜い香りに包まれたサックサクのパイ生地と百年紅玉のまろやかな酸味がそのまま味わえる、絶妙な食感で、まさに究極の一品と言えると思います。
残念ながら、現在、焼きたてを味わうことはできません。
焼き上がりを冷凍保存したものをインターネット販売しております。
ご自宅用、ご贈答にもとても人気がありますので、ぜひ、お買い求めいただき、お試しください。
詳しくは、あおもり味蕾屋ネットショップをご確認ください。
アップルパイのほか、百年紅玉林檎タルトやコンフィチュールも販売しております。
いずれも、注文してからの製造販売になります。
by トリッキー
あおもり味蕾屋 | |
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場所 | 青森県十和田市大字奥瀬字大堀平163-3 |
TEL | 0176-72-2783 |
FAX | 0176-72-2783 |
料金 | 百年紅玉アップルパイ 3,240円(税込) |
Webサイト | あおもり味蕾屋 |
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。