2018年も残すところあとわずか。今年最後の「都内で巡る青森酒場放浪記」は、渋谷道玄坂にある青森郷土料理BAR「らせら」です。
渋谷駅から徒歩3分。ねぶた絵が入口の目印です。
こちらのお店を切り盛りするのは、鶴田町出身の棟方姉弟。
姉のひとえさんが夜の居酒屋「らせら」担当、弟の壮太さんがランチ「わとな」(「わ」は私。「な」はあなた。「私とあなた」の意味。)担当の店主さんです。
姉のひとえさんは、高校卒業後ほどなくして上京。飲食店の店長を経験し、その中で青森食や食材の魅力を東京で伝えたいという思いが沸き、5年ほど前に渋谷に日本酒のBARをオープンさせ、菊なめこやがっぱら餅(津軽のおやつ:米を糊状にした生地に黒砂糖を混ぜて焼いたもの)などの郷土料理を提供していました。
その後、今年8月、もっともっと多くのお客様に青森の食の魅力を伝えたいという強い思いと、提供する料理にさらなる工夫や彩りを加えるために、海外で料理人をしていた弟の壮太さんを呼び戻しタッグを組み、壮太さんをランチの部の店長に、自身は夜の部である居酒屋の店長になることを決めて移転再オープン。店名は津軽弁やねぶた祭の掛け声を使うことで青森らしさが伝わるよう、「わとな」「らせら」としたそうです。
それではお店の厳選おすすめメニューをご紹介します。
自家製にんにく味噌を使ったポテサラ(680円)。にんにく味噌はご飯のお供にしたり鍋などの隠し味として使われ、万能調味料として県民に愛されています。半熟たまご・にんにく味噌・ポテトを程よく混ぜ合わせてお召し上がりください。やみつき必至!
続いては、青森県特産の長芋の醤油漬け(480円)。自家製にんにく醤油に付け込んだものをわさびを付けていただきます。シャキシャキとした食感が口の中に広がります。
次は、いか餃子(600円)。ひとえさんの大好物で、皆さんに是非食べてみてほしいと、鰺ケ沢町の「お富久ラーメン」から取り寄せて提供するおすすめの一品。
最後は、地鶏のシャモロックのつくね串(2本700円)。軟骨入りでコリコリした食感がたまりません。
そのほか、ホタテのひもの塩辛(480円)や青森直送の刺身三点盛(2人前1560円)など海産も豊富に取り揃えています。
これらの厳選された逸品に合う県内各地の日本酒も用意されています。
これからの時期は、たらのじゃっぱ汁が美味しい季節ですので是非ご来店ください。
次は壮太さんのランチも食べに来ます!
byしゃこちゃん星人
青森郷土料理BARらせら | |
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場所 | 東京都渋谷区道玄坂1-20-12 MT道玄坂 地下1階 |
TEL | 03-3770-7522 |
時間 | 【わとな】 月~金 11:30~15:30(LO15:00) 土日祝 お休み 【らせら】 月~土 17:00~翌5:00 日祝 17:00~24:00 |
料金 | 【わとな】 主なメニュー 十和田のばら焼き定食 900円 青森県産長芋とろろ丼 500円 【らせら】 主なメニュー ポテサラ 600円 長芋の醤油漬け 480円 つくね串(2本) 700円 いか餃子 600円 (価格はすべて税込) |
Webサイト | らせら公式 |