まるごと青森

女性にもオススメ!気軽に立ち寄れる八戸横丁

グルメ | 2018-12-22 01:56

10月に八戸横丁の取材に行ってから、もっといろんなお店に行ってみたいと思い続けて早2ヶ月。
念願叶って、2度目の横丁取材をしてきました。
ナビゲーターは、前回の取材で「origo」さんを勧めてくれた、女子の気持ちがよくわかる同僚(男性)です。

そして、今回は、女性にもオススメなたくさんのお店のなかから、3軒をご紹介。
(本当はもっと取材したかったのですが、胃袋と肝臓の関係で、これ以上は断念…。)

最初に伺ったのは、「みろく横丁」と交差する横丁「花小路」にあるお店です。

1軒目「STAND hanamichi」

店内が外から見えるので、女性でも入りやすいです。

今年の8月にオープンしたばかりの新しいお店です。「STAND」という名前ですが、冬は椅子を置いていて、ゆっくり座って飲めました。

まずは、「前菜3種盛り合わせ」を注文。その日のメニューから、お店のオススメを出してくれます。この日は、左から、温かい「冬野菜のラタトゥイユ」、「自家製キッシュ」、「パテ・ド・カンパーニュ」。北洋硝子(青森市)のお皿もステキ。
続いて、「八戸産スルメイカのアヒージョ」。イカの肝がいい味を出しています。こちらは保温性の高い南部鉄器を使用。食器にもこだわっています。
次は、どんな味か気になる「洋風出汁のモツ煮」。アサリ出汁を使った塩味ベースのモツ煮で、今まで食べたことのないおいしさ。トマトの酸味もあり、さっぱりといただけました。ワインにも合う新しい味です!
店主の林源太さん。県外のお客様も多いそうで、観光客の方に喜んでもらえるように、できるだけ県産食材を使っているそう。このお店の他にも2店舗(炭火焼きの「すみ・さけ みなみ」、お気軽洋食&ワイン「Tika」)をやっており、お客様からお店においていないお酒を飲みたい!と言われたら、ほかの2店舗に走って取りに行くこともあるそうです(笑)なんというサービス精神。

お料理もおいしく、マスターもきさくで、女子的横丁飲み歩き、楽しいスタートとなりました。

▪️店舗情報

STAND hanamichi
住所:八戸市六日町10いわとくパルコ新館1F(花小路沿い)
電話:0178-44-3777
営業時間:18時〜3時
定休日:だいたい月曜日がお休みです。
*年末年始も営業。

2軒目「スペインバル Liber(リベル)」

続いて向かったのは、横丁ではないけれど、横丁のすぐそば「楢館七番街」にあるお店です。
こっちこっち、と前に来たことがあるという同僚に連れられて向かったものの、だんだん不安に。

広い駐車場の先に現れたのは、トタン張りの大きな建物。壁にぽっかりと空いた出入り口を、電灯が怪しく照らします。果たして、ここに女子の集う店があるのだろうか…。
入り口を入ってすぐの右側に、そのお店を発見。ドアを開けると、明るく雰囲気のよい店内に一安心。そして、先客の常連の女性のお客様もいらして、さらに安心。ありましたよ、女子の集う店!
スペインバルなだけあって、スペインのお酒がいろいろとおいてあります。私はシードル(辛口)を注文。すると、店主の髙橋幸司さんが、高い位置からシードルをグラスに注ぎ始めました!思わぬパフォーマンスにテンションが上がります。こうすることによって、香りを立てるほか、口当たりがまろやかになるんだそうです。
甘いものが食べたくなり、先に「ワインに合う黒いチーズケーキ」と「燻製生チョコ」を注文。黒いチーズケーキは、手作りチーズケーキをオーブンで真っ黒になるまで焼いて、塩を散らしています。苦味と甘みと塩味が、とてもよいバランスです。燻製生チョコは、冬限定。こちらもお酒によく合う味です。メニューに燻製のものがいくつかありますが、すべて自分でいぶしているとのこと。
続いて、「カタルーニャ風グラタン」を注文。こちらでは、牛、豚、鶏をトマトと煮込んでほろほろにしてラザニアシートでくるんで焼いています。

常連のお客様は「一人で気軽に来られるし、何を食べてもおいしい!」と言っていましたが、納得です。

店内は、カウンターのほかに、奥に4人用の小上がりがあるので、小グループもOKです。

お店に入るまでは不安でしたが、中は別世界。とっても居心地のよいお店でした。

▪️店舗情報

スペインバル Liber(リベル)
住所:八戸市岩泉町7楢館七番街1F
電話:0178-45-6566
営業時間:19時〜2時
定休日:日曜日
*年末年始は、12月31日と1月1日はお休み。それ以外は営業。

3軒目「キッチン ジャポナーゼ」

最後は、たぬき小路にある「キッチン ジャポナーゼ」さんです。

お店の前には、よっぱらいほやじの像があります。
店内に入ってまず驚くのが、カウンターの上の和風な装飾。龍、力士、富士山などが描かれています。こちらのお店は、2階建てなのですが、1階部分のコンセプトは「外国人から見た日本」。仙台出身で、現在、八戸在住の絵描きの「SUBLOW(サブロー)」さんにお願いして描いてもらったそうです。
次に驚くのがこちら。カウンターの後ろに、まるで家のようにくつろげそうなコタツ空間があるのです。ちゃんと中が暖かいです。いいですね、こういう遊び心。
今回は、カウンターに座らせていただきました。お店で人気の「長芋の醤油漬け」を注文。3軒目でお腹もだいぶいっぱいになっていましたが、醤油と酢でつけた長芋はさっぱりしていて、何個でもいける感じでした。
続いて、気になる名前の「ゾンビチーズ盛り」。クリームチーズの味噌漬けや、酒盗とマスカルポーネチーズをあえて黒胡椒をふったものなど、変わり種チーズの盛り合わせです。どれも、クセになる味でした。

お腹に余裕があれば、一番人気の「台湾まぜそば」や「油淋鶏」を食べたかったのですが、今回は叶わず。お腹をすかせてまた来なくては。

店主の田中さん。この日は、地酒を8種類用意。三浦酒造さんが東京に出している「モヒカン娘」、「ビキニ娘」は、東京に買いに行って揃えているそうです。

カウンター上の装飾やコタツ席、2階には1階と雰囲気の異なる和モダンな座敷を用意するなど、お客様を楽しませようという気持ちが伝わって来ました。お酒もお料理もおいしかったです!

▪️店舗情報

キッチン ジャポナーゼ
住所:八戸市鷹匠小路4
電話:0178-79-1744
営業時間:19時〜4時
定休日:日曜日、祝日
*年末年始は、12月31日と1月1日はお休み。それ以外は営業。

横丁にまだ行ったことがない女子のみなさんも、ぜひ、八戸の横丁で、いろいろなお店を巡って楽しんでみてください!

by はっしー

掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。

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