こちら青森は冬真っ只中。
寒い、雪雪雪、見どころが少ないなど、青森の冬はマイナスイメージが多いですよね。
でも、実はそんな冬にこそ、青森の魅力がぎゅっと詰まっているんです。
ということで、本日は雪国あおもりの真の魅力をご紹介します。
雪化粧が似合う古都ひろさき
約400年前に弘前藩の城下町として発展し、青森県の西側・津軽地方の中心都市として栄えた弘前市。
弘前城周辺には、武家屋敷や禅林街など、今もなお城下町らしい佇まいが残っています。
そんな古都ひろさきも、冬になれば見事な雪化粧を身にまとい、桜満開の春とは異なる表情を見せてくれます。
最近では、桜の木に積もった雪を桜の花に見立て、「冬に咲くさくら」としてライトアップされた風景が観光客に大人気。
夜は弘前城もライトアップされ、白と黒のコントラストが一層際立ちます。
また、毎年2月上旬には、弘前城に約200基におよぶ大小さまざまな雪灯篭が園内に配置され、長い長い青森の冬に彩りを与えます。
今年も2月8日(金)から11日(日)まで開催されますので、ピンク色に染められた花筏とともに楽しんでください。
弘前城雪灯篭まつりの情報はこちら(弘前観光コンベンション協会)
ストーブ列車に酔いしれる旅
さて、同じく津軽地方の冬の楽しみと言えば、何といってもストーブ列車。
青森駅からだと、奥羽本線、五能線を乗り継いで五所川原駅へ。
ここでローカル線の津軽鉄道に乗り換え、津軽中里駅まで約20kmを50分弱で走ります。
車窓から岩木山を眺めながら、ストーブの上でスルメを焼きつつ杯を傾け、ほろ酔い気分で太宰治に想いを馳せるのもおつなもの。
ストーブ列車は、例年12月1日から3月31日まで、1日3便運行(12月の平日は2往復)していますので、みなさんも是非一度乗ってみてください。
厳冬の十和田湖・奥入瀬の美しさ
新緑や紅葉シーズンは、多くの観光客で賑わう十和田湖・奥入瀬エリア。
最近では、蔦沼の絶景を写真に収めるために、夜中から待機して日の出を待つ写真家の人も多いですね。
そんな十和田湖・奥入瀬エリアのもうひとつの魅力が、実は冬にあります。
まずは、昨年あたりから注目されている奥入瀬渓流での氷柱や氷瀑見学。
岩の隙間から流れ出る水が結氷し、大自然の中に天然の造形物が現れます。
ガイドさん付きのバスツアーも開催されているので、気軽に参加できるのも嬉しいところ。
そして、もうひとつが最近話題の十和田湖でのウィンターカヌー。
ガイドさんに案内されながら広大な湖面や周辺のブナ林を独り占めできるので、是非体験いただきたい今イチオシのプログラムです。
さらに、こちらのエリアでは、今年も恒例の十和田湖冬物語が2月1日(金)~2月24日(日)の日程で開催されます。
期間中は、毎日20時に打ち上げられる冬花火やかまくらBARなどが楽しめますので、こちらのエリアにお越しの際は、是非立ち寄ってみてください。
今だけ、ここだけの風景
本日は、冬のあおもりの中でもおすすめのエリアを3つご紹介しました。
どうですか、みなさん。
一度、冬のあおもりに来てみませんか?
今だけ、ここだけの風景が、みなさんを待っていますよ。
By めぐみるく
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