最近巷では、にわかに「縄文ブーム」なのをご存知ですか?
ブームの影響あってか、
青森の一大スポットとしてじわじわと知名度が上がってきている三内丸山遺跡。
今から約5,900~4,200年前の縄文時代の集落跡で、
その規模は日本最大級ともいわれています。
その三内丸山遺跡が今月6日、隣接する縄文時遊館を加え、
「三内丸山遺跡センター」としてオープン!
さっそく行ってみましたよ。わくわく!
まずは遺跡へ。左手の掘立柱建物と大型の竪穴建物跡(どちらも復元)は、
三内丸山遺跡のシンボルともいえます。
遺跡の広さは42ha、東京ドームにして約9個分の広さというから驚きです。
屋内へ戻り、地下の階段を下りていくと、
地上階までの吹き抜け空間にそびえ立つ大きな壁が現れます。
高さ6メートル、幅18メートルを誇る、その名も”縄文ビッグウォール”。
出土した土器のかけら5,120個が散りばめられており、
縄文時代の人々の息吹を間近で感じることができます。
縄文ビッグウォールの向かい側は一般収蔵庫となっており、
復元された土器や土偶などの出土品が数多く保存されています。
あまりのスケールに圧倒されてしまいました!
ちなみに、三内丸山遺跡ではこれまでに土偶が約2,000体発掘されていて、
縄文時代の土偶の出土数としては日本一だそうです。
スケールはもちろん、数もビッグ!
地上階にはミュージアムショップもあります。
Tシャツなどのオリジナルグッズや関連本が販売されていて、
お土産にぴったりです。
さいごに、併設のレストラン「五千年の星」でひと休み。
名物「そふと栗夢(クリーム)」(320円)は、
縄文人も食べていたとされる栗を使ったソフトクリームです。
広大な遺跡を歩き回ってカラカラの喉をうるおしながら、
はるか古の縄文時代に思いを馳せました。
レストラン「五千年の星」http://www.jogakurakanko.jp/gosennennohoshi/
現在、センターのオープンを記念して、
特別展「黒曜石 縄文の色展」が開催中です。
北海道や長野県が主要産地である黒曜石が、なぜ三内丸山遺跡で発掘されたのか。
その謎に迫る展示となっています。
縄文人が魅せられた魔法の石 黒曜石 をぜひご覧ください。
特別展「黒曜石 縄文の色展」
開催期間 4月6日(土)~6月9日(日)
会 場 三内丸山遺跡センター企画展示室
観覧時間 9:00~17:00(入場は閉館の30分前まで)
※GW期間中と6月1日(土)~9日(日)は18:00まで開館
観覧料金 一般900円(720円),高校生・大学生等450円(360円),中学生以下無料
※( )は20名以上の団体料金
休 館 日 4月22日(月)、5月27日(月)
HP https://sannaimaruyama.pref.aomori.jp/events/event/event-2369/
また、今週末の4月20日(土)、21日(日)は常設展の観覧料が無料です。
この春のお出かけに、ぜひ足を運んでみてくださいね。
縄文の世界にドキドキ、土器土器、すること間違いなし!
by ぐき子
三内丸山遺跡センター | |
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場所 | 青森県青森市三内丸山305 |
TEL | 017-766-8282 |
FAX | 017-766-2365 |
時間 | 9:00~17:00(入場は閉館の30分前まで) ※GW期間中と6月1日~9月30日は18:00まで閉館 |
料金 | 一般410円(330円) 高校生・大学生等200円(160円) 中学生以下無料 ※( )は20名以上の団体 |
Webサイト | 三内丸山遺跡センター |
その他 | 休館日 毎月第4月曜日(祝日の場合は翌日)、12月30日~1月1日 |
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。