青森市民が愛してやまないメニューの一つが「ソース焼きそば」でしょう。
地元の人たちに聞くと、「自分は後藤」、「私は鈴木が好き」など、一人ひとりこだわりがあり、普段おとなしい人でもソース焼きそば“愛”を熱く語るほどです(笑)。
今回は、そんな焼きそば好きの人たちに「焼きそばトライアスロン」を提案します。サブタイトルは、「家族みんなでシェアすればええやん!」です。
こんな時だからこそ、普段贔屓にしている焼きそば店だけでなく、他のお店の焼きそばもテイクアウトして、家族みんなで食べ比べてから、どこのお店の焼きそばが一番好みだったとか語り合いながら、家族団欒を楽しんでみてはいかがでしょうか?
最初は「東の横綱」と呼ばれる、昭和39年創業の青森市茶屋町「後藤食堂」です。
特徴は「香立つソースの味わい」ではないでしょうか。前に焼き置きしたものと新たに焼くものを混ぜて焼くことで、味の濃淡や具材の食感が楽しめます。
■店 舗 名 後藤やきそば
■住 所 青森市茶屋町18−1
■電 話 017-741-6067
■営業時間 10:00〜18:00
■定 休 日 月・火曜日
次に、「西の横綱」と呼ばれる、青森市青柳にある創業昭和36年の「焼そば鈴木」です。
特徴は「穏やかな甘さ」ではないでしょうか。広島のおたふくソースが太麺とよく合います。そして、どこか懐かしさも感じられます。
ちなみに、なぜ「東」「西」と呼ばれるかというと、終戦直後から昭和30年代中頃まで、青森のソース焼きそば文化の発祥が、市の中心部を流れる堤川沿いにあった屋台とされ、この堤川を挟んで東西にある「後藤」と「鈴木」を、東西の横綱と呼んでいたという。
■店 舗 名 焼そば鈴木 ※2023年5月13日より、営業再開しました!
■住 所 青森市青柳2丁目8−9
■電 話 017-752-8819
■営業時間 11:00〜14:00
■定 休 日 水曜日
続いては、平成27年にオープンした超新星、青森市大野前田の「自家製麺 焼きそば屋 しょう太」です。
特徴は「モチモチ感たっぷりの麺」ではないでしょうか。そこに3種類のソースをブレンドして、りんごと玉ねぎを入れて煮詰めたソースが良く合います。
■店 舗 名 自家製麺 焼そば屋 しょう太
■住 所 青森市桂木2丁目1−13 ※2023年7月18日より、移転しました!
■営業時間 11:00〜14:00
■定 休 日 木曜日
特徴は「ガツンときいたソース」ではないでしょうか。焼き過ぎず、しっとりとした食感の太麺にソースの味が前面に出た、まさにソース焼きそばです。
■店 舗 名 小鹿焼きそば
■住 所 青森市金沢4丁目16−41
■電 話 017-776-2377
■営業時間 8:00〜20:00
■定 休 日 年末年始
最後は、市内の多くの焼きそば店に麺を卸している製麺所、青森市駒込見吉にある「原田製麺」です。
特徴は「ジュワッと香るソース」ではないでしょうか。たっぷり3回に分けて加えるソースにもちもちの太麺がしっかり絡んで食欲をそそるボリュームが魅力です。
■店 舗 名 原田製麺
■住 所 青森市大字駒込見吉169−1
■電 話 017-744-5655
■営業時間 11:00〜14:30
■定 休 日 -
さて、今回は5軒の焼きそば店をご紹介しましたが、皆さんのお気に入りは見つかりましたでしょうか?
食べたことがあるところもあれば、初めて見るところもあるかと思います。
一人で食べるなら、小さいサイズですが、家族みんなで食べるなら、大きいサイズのお持ち帰りがお勧めです。
もし良ければ、テイクアウトメニューの候補の一つとして、お試しください。
また、さらに良ければ、何軒かハシゴして、焼きそばトライアスロンをお楽しみください(笑)。
※営業時間、休業日など、変更が生じている場合がありますので、予めお電話でお問い合わせいただき、ご確認ください。価格は2020年4月時点のものです。
by トリッキー
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。