青森は雪が降り始め、いよいよ冬到来!寒さが一層感じられるこの季節に飲みたくなるお酒といえば、やっぱり日本酒ですよね。
弘前市石渡に蔵を構える三浦酒造では、今年も製造銘柄「豊盃」の仕込みが始まっています。こちらの直売所が先月12日にリニューアルオープンしたとのことで、さっそく行ってきました!
新しい直売所では「豊盃」の有料試飲もできるということで、交通手段は車ではなく公共交通機関を使いました。弘前市中心部からは少し離れますが、弘前駅からバスと徒歩を合わせれば約30分で行けるんです。
まずは弘前駅前のバス停7番乗り場へ。「駒越方面」「土堂方面」以外の弘南バスに乗ります(この2方面は行き先が少し異なるので注意してください)。
「浜の町二丁目」のバス停で降ります。ここまでで約15分。
※1つ先の「石渡南口」バス停の方がより近いですが、停まるバス停と停まらないバス停があるので、「浜の町二丁目」で降りた方が確実だと思います。バス路線と時刻表は弘南バスHPの「駒越・浜の町・鯵ヶ沢・板柳方面」をご確認ください。
さらにバス停から岩木山方面へまっすぐ歩くこと約15分。右前方に三浦酒造の建物が見えてきます。
倉庫兼事務所に併設された直売所は、天井が吹き抜けになっていて広々としています。以前に比べて敷地面積が約10倍となり、商品が見やすく・買いやすくなったそうです。
冷蔵ケースには、「豊盃」の銘柄がずらり。純米吟醸・特別純米酒といった主力銘柄や、季節の銘柄、プレミアムな銘柄などが時期に応じて並びます。
冷蔵ケースの隣では、オリジナルのグラスや前掛けなどの豊盃グッズが充実しています。
そして試飲スペースでは、最大8種類の銘柄がセットされた専用サーバーから30ml・60ml・90mlの3段階でお好みの量をチョイスできます。
試飲は有料なので、直売所のカウンターで試飲カードの購入と料金のチャージが必要です。専用サーバーの上に掲示してあるこちらの案内を参考にしてくださいね。
専用サーバーにお金をチャージした試飲カードを差し込んだら、飲みたい銘柄のノズルにグラスをセット。タッチパネルでお好みの分量を選択すると、ノズルから自動でお酒が注がれます。
試飲料金は銘柄と分量によって異なります。取材時は30mlで1杯100~300円(プレミアム銘柄は1,300円…!)でした。
今回は「豊盃 特別純米酒」30ml、「蔵元限定Houhai」30mlを試飲しました。
さらに試飲用の「豊盃」は、1本100円で購入できる空瓶に、サーバーから直接注いでお持ち帰りもできます。一升瓶や四合瓶だとちょっと多いな…という時に嬉しいサイズ感!
三浦剛史(つよし)代表取締役社長は、試飲によって新鮮な状態で「豊盃」の味を確かめられるので、お気に入りの銘柄をじっくり選んでほしいとのことです。
今回ご紹介したように、ノーマイカーで直売所を訪ねれば、車の運転を気にせず「豊盃」の品定めができるので、お買い物がさらに楽しめます。
おまけに、帰り道は試飲したお酒のおかげで体がぽかぽか温まり、道中の寒さなんてへっちゃら!(笑)
この時期は天気が良ければ雪化粧した岩木山も見られて、お買い物の金額以上に得した気分になれそうです。
三浦酒造を後にして再びバスで弘前駅へ戻り、帰路についた筆者はさっそく晩酌支度。
三浦酒造での購入品は、試飲してとっても美味しかった「蔵元限定Houhai」と、「豊盃」の酒粕を使った「ひとくち甘酒餅」です。
これらを、弘前駅構内のお総菜屋さんと売店で買い込んだおつまみと一緒に美味しくいただきました♪
試飲して選んだ「豊盃」はいつにも増して愛着がわき、美味しさも増して、思わず盃が進んでしまうのでした。
この冬は直売所で味を確かめたこだわりの「豊盃」を、大切なあの人へ贈ってみてはいかがでしょうか?
By ぐき子
三浦酒造株式会社 | |
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場所 | 〒036-8316 青森県弘前市石渡5-1-1 |
TEL | 0172-32-1577 |
FAX | 0172-32-1581 |
時間 | 8:30~17:00、土•日•祝日は休業日 ※年末年始の営業状況は要お問合せ |
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