近年、青森でも古民家をリノベした古民家カフェが増えてきました。
以前のブログ でも古民家カフェをいくつかご紹介してきましたが、新たにご紹介いたします。
昭和レトロ 感がたっぷり漂う店内にこれまたレトロ感ある雑貨が並ぶ古民家カフェ。八戸市にあるその古民家カフェの名は「kumacafe」さんです。

八戸市の主要道路である国道45号線からちょっと脇に降りたところにあります。中々マニアックな場所とは対照的にお客さんで混雑しています。もちろんコロナ対策として入店する人数を配慮していました。
店内に入ると目の前に様々な雑貨がお出迎え。レトロ感たっぷりなフィルムカメラやタイプライター、中には古銭など多種多様な雑貨が置いております。こちらにある雑貨は購入することもできるそうで、店内をみて回るだけでもお宝探しをしているような気持ちで楽しめます。




また座席も椅子から座布団、さらにはブランコと様々。床も木板もあれば畳もあります。他にお客さんがいなければですが、自分が一番くつろげる席を選ぶことができますね。


店内はできるだけ段差がないように作られていました。オーナーの熊谷さんにお話を聞くと小さいお子さんが走り回ってもできるだけつまづかないように、足元はフラットな作りにしたそうです。それもあってか、訪れるお客さんは子ども連れが多いそうです。

こちらのお店、提供する料理は全て動物性のものを使用しないヴィーガン料理です。ヴィーガンとは、肉・魚・卵・乳製品などの一切の動物由来の食品を一切採らない方で、世界のセレブやスーパースターも実践しているライフスタイルのようです。日本を訪れる外国人観光客にもヴィーガンの方がいらっしゃいます。また宗教上の理由や持病に気遣い肉類を召し上がらない方もいらっしゃいます。
そんなヴィーガン料理をいくつか頼んでみました。ちなみにウェルカムドリンクとして、コーヒーや緑茶などが無料でいただくことができます。今回はコーヒーをゆっくり味わいながら、ヴィーガン料理を待ちます。この日は混雑していたため料理が出来上がる時間がかかる旨を伝えられましたが、店内のゆったりとした雰囲気や多様な雑貨も相まって時間が気にならなかったです。
まず最初はフレッシュバーガー(1,100円税込)
パンズに挟まれたパテがお肉にしか見えませんが、こちらは大豆ミートで作られています。一口食べてみるとまるでお肉のようなジューシーさ。植物性100パーセントの自家製ソースもしっかりした味付けで食欲をそそります。ヴィーガン料理と言うと淡白なイメージがありましたが、そんな考えが間違っていたことに気づかされました。
次に頼んだのはkumaカレー(980円税込)
こちらも野菜のエキスによる旨味たっぷりの植物性100パーセントカレー。中辛のカレーの中に野菜の滋味を感じ、癒される味でした。こちらカレーうどんやカレーそばにも変更できるそうです。
最後にそしてミートソース風ベジパスタ(950円税込)
当然ながらこちらのミートソースはお肉を使わずに大豆ミートを使用したオーガニックなソース。お肉を使っていないのにもかかわらず食感はお肉そのもの。一方で野菜の旨みも感じる美味なミートソースでした。本物のお肉よりこっちの方が好きかもと言う声も多いとのそうですが、確かにこの味はハマりそうです。
そもそも何故ヴィーガン料理のみを提供するようになったのか話を聞いてみると、オーナー自身が特段ヴィーガンと言うわけではなく、こちらのカフェをオープンする際にどういった料理をだそうか悩んでいたところ、たまたまヴィーガン料理の料理人と知り合ったのがきっかけだそうです。
料理や来客対応は当然そうですが、スタッフのおもてなし精神をひしひしと感じます。ウェルカムドリンクとしてコーヒー等が無料でもらえる他、カフェ前の庭を子どもたちの遊び場にするなど、家族連れが楽しめる環境になっています。


動物性の食材や調味料が入っていないと物足りないような気持ちになりますが、実際に食べてみると十分満足できました。
また店内にはゆったりとした空気が流れ、何度も通いたくなる古民家カフェでした。
byひらぱー
kumacafe | |
---|---|
場所 | 〒039-1161 青森県八戸市大字河原木簀子渡2−7 |
TEL | 0178-38-0464 |
時間 | 11時00分~15時00分 11時00分~16時30分(土日) 定休日:水曜日、木曜日 |
Webサイト |
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。