まるごと青森

twitter facebook rss

デジタル全盛時代をあえて逆流!アナログレコードで臨場感あふれる音を楽しもう!【オーディオパル シラトリ】

青森の人 | 2021-02-26 08:03

デジタル全盛期。なにかと簡単で便利な世の中になりましたね。ところが意外なことに、欧米ばかりでなく日本でも、2014年頃からじわじわと、手間暇のかかるアナログレコードの人気が高まっていることをご存知でしたか?

もとより私は、時折ジャケットを手に取り、レコードにそっと針をのせてチリチリという雑音を愛しみながら、臨場感あふれる音を楽しむのが好きな世代のひとり。アナログレコードのブーム到来に、急に自分が「単なる物好き」から「流行の先端を行く人」になったような気がして、いささか戸惑っております。

この人気再燃の証を、ちょっと数字で見てみましょう。日本レコード協会の統計によると、2014年の新譜レコード生産数が40万1000枚、以降2019年まで年々上昇し続け、昨年には109万5000枚に達しています。また、興味深いことに、昨年その内訳が邦楽61%、洋楽39%となり、邦楽生産数が洋楽を上回りました。過去のタイトル復刻版や、日本の若手ミュージシャンたちのレコードによる新譜リリースがその要因のようです。

こうして書いているうちに、いろいろな声が聞こえて来ました。「そりゃレコードを聴いてみたいけれど、何をどう揃えればいいの?」「大切にしまっていたコレクションを久しぶりに聴こう。でも、まずはレコード針を取り換えなくちゃ。」「中古レコードを安く手にいれたいな。」「デッキの調子が悪いから、専門家に相談したいんだけど。」

ご安心ください!青森市には、それら全てに応えてくれるオーディオ専門店があるのです。そのお店の名前はオーディオパル シラトリ。オーナーの白鳥哲夫さんはとても気さくで、親切に相談に乗ってくださいます。白鳥哲夫さん、絵理子さんご夫妻

東京のオーディオメーカーにお勤めだった白鳥さんは、50歳を迎えた2006年に思い切って脱サラをし、故郷の青森市へ戻ってオーディオパル シラトリを開きました。最初の2、3ヶ月はお客さんが全く来なかったそうです。それでもめげることなく前向きに頑張っていた結果、少しずつ口づてに評判が広まって行ったそうです。今や、知る人ぞ知るオーディオの聖地。新品・中古品が揃い、修理まで扱うような専門店は県内に数件だけですから、とても貴重な存在だと思います。

現在の客層は、50代〜70代の男性が9割だそうです。音楽へのこだわりを、奥さんに理解してもらえないと嘆く人が多いと聞き、思わず笑ってしまいました。

こちらは白鳥さんのアトリエ。修理依頼でよくあるのは「CDプレーヤーのトレイが開かない・音が飛ぶ」「アンプにノイズが入る」「レコードプレーヤーが回らない・針が折れた」などだそうです。

白鳥さんの手に負えない場合や、部品を取り寄せる必要があるような際には、メーカーへ修理を取り次いで頂くことも可能です。

真空管アンプの状態を確認する白鳥さん

アトリエの横には、ギターがずらり。白鳥さんが趣味で集めているものだそうです。

そして、こちらからは中古商品販売コーナー。

おっ!ここにもギターが。このギブソンは超お買い得だそうです。

他にも様々なお宝が眠っているので、じっくり見に行く価値がありますよ。

中古レコード(クラシック)もわんさかあります。なんと、1枚300円!他に、無料コーナーもありました。

ところで、こちらはいったいなんでしょう?

なんと、レコード盤の反り修正機なのです。「レコード用のズボンプレッサーの様なものですよ。」と笑う白鳥さん。反ってしまったレコードを入れて2時間温め、2時間冷やし、合計4時間もかけて直すそうです。でも、その手数料は1枚たったの500円。この日は、今別市のお客様からのご依頼で「シルクロード組曲」2枚組の反り直しをなさっていました。

反ってしまったレコードをお持ちの方、試してみては?ただし、特殊な材質のレコードや、熱によって変形してしまったもの、歪みが局所的なものなど、修正のできないレコードもあるそうです。詳細については、どうぞお店にお問い合わせください。

近年のアナログレコード人気を喜んでいらっしゃる白鳥さんに、レコード入門者はどのようなオーディオを選ぶべきか、プロの意見を聞いてみました。プレーヤーは、安いものは有名メーカーの新品でも1万円ちょっとで購入できるのだとか。でも、もしもいい音で音楽を聴くことを望むのであれば、ある程度品質の良いプレーヤー、アンプ、スピーカー2台を、それなりの金額を出して揃えることが大切とのことでした。その選択は、ご予算やご希望に応じて相談に乗ってくださるそうです。

さて、取材の最後に、ご夫妻に好きなアーチストのベスト5を伺いました。奥様の絵理子さんは、竹内まりや、ドリカム、ユーミン、ミーシャ、AI(あい)だそうで、イメージにぴったり。白鳥さんはジャズ派で、お店にあったCDを5枚選んでくださいました。

おまけに、私が自分のレコードコレクションから選んだアルバムベスト5もご紹介させて頂きますね。5枚のジャケットの一部ずつを組み合わせてみました。みなさん、誰のどのアルバムかお分かりですか?

向かって左より、「麗しのベラ・ドンナ」(スティーヴィ・ニックス)、「プライベート・ダンサー」(ティナ・ターナー)、「トゥルー・ブルー」(マドンナ)、“You Want It You Got It”(ブライアン・アダムス)、「ライブ・イン・ジャパン」(ディープ・パープル) あぁ・・・ふるっ!

ついでに、5歳年上の夫がコレクションの中から選んだベスト5も、どうぞご覧ください。

向かって左より、「原子心母」(ピンク・フロイド)、「フルハウス」(Jガイルズ・バンド)、「フィジカル・グラフィティ」(レッド・ツェッペリン)、「ディープ・パープル・イン・ロック」(ディープ・パープル)、「レプレッション」(トラスト)

さぁ、みなさんもデジタル時代をあえて逆流し、アナログレコードで臨場感あふれる音をゆったりと楽しんでみませんか?

By バムセ

Audio Pal Shiratori(オーディオパル シラトリ)
場所青森市港町3丁目10-42
TEL017-742-7838(ご来店時はお電話ください)
Webサイトhttps://www.audiopal-shiratori.com/
その他営業時間10:00-18:00
定休日火曜・水曜

青森の観光・物産・食・特選素材など「まるごと青森」をご紹介するブログ(blog)です。
青森県で暮らす私たちだからこそ知っている情報を県内外の皆様に知っていただく記事をお届けします。

まるごと青森Facebookページ始めました。
登録がある方はもちろん、ない方も登録して下記ページで「いいね」のクリックして、まるごと青森ブログともどもご愛顧をよろしくお願いいたします。
まるごと青森FBページ

月別記事一覧

月別一覧ページへ

青森県の暮らしぶりを訪ねる旅