青森県内でも待望のさくらんぼを味わえる季節が到来しました!
そこで、今年(2021年)の開園が始まった平川市の「兼春(かねはる)さくらんぼ園」に行ってみました。
そして、今年は新しい取組として、収穫時期に合わせて「フルーツタクシー」が走ります。これは、
・弘南鉄道平賀駅、又は南田温泉ホテルアップルランド と
・兼春さくらんぼ園
の間を、片道・定額運賃(1000円)で乗車できるタクシーです。フルーツタクシーは予約不要ですが、さくらんぼ園が開園している期間中の限定です。
■フルーツタクシーに乗車
せっかくなので平賀駅からフルーツタクシーでさくらんぼ狩りに行くことにしました。
乗車は簡単。平賀駅のロータリーに停車中のタクシーに(すべての車が平賀ハイヤーです)、「フルーツタクシーでお願いします」と伝えれば、それで完了。期間中、すべてのタクシーの車体に「フルーツタクシー」のマグネットがつけられていて安心です。車内でフルーツタクシーのチラシをいただき、4分ほどで兼春さくらんぼ園に到着しました。
仮に、ロータリーに不在だった場合は、平賀ハイヤーに電話(0172-44-2731)して来てもらえばOKです。
■さあ、さくらんぼ狩り体験
さてさて、美味しそうなさくらんぼを狩るぞー!とばかりに意気込んで入園。
兼春さくらんぼ園では、今年は残念ながら花が咲いた大事な時期に霜の被害にあい、実りが少ないそうです。その影響で「第1農園のみ」の開園となり、また、コロナ感染拡大防止のため、例年のようにさくらんぼをその場で食べるのではなく、用意されたパックに入れて持ち帰るスタイルとなっています(大きいパックが大人、小さいのが小人)。
受付でお金(大人800円、小人400円)と引き換えにパックをもらい入園します。
※(通常の年だと開園するはずの)第2農園は大人1000円ですが、フルーツタクシー利用特典として第1でも第2でも同じ800円となります。ただし、前述のとおり、今年は第1農園のみの開園です。
それでも園内は、つやっつやのサクランボが広がっています。園内には、甘みと酸味のバランスに富んだ代表品種の「佐藤錦」、果汁が多く歯ごたえがある「サミット」、大玉で甘みも多い「紅秀峰」などなど、色々なさくらんぼが大事に育てられていました。この日は、開園を待ちわびた近所の保育施設の子供たちが、親子でさくらんぼ狩りを楽しんでいました。
私もがんばって美味しそうなさくらんぼを、大小いろいろ摘んではパックにいれていきました。正直なところ、パック詰めだとその場で食べるのと比べ、物足りないのかなと思いましたが、これが結構入りましてズッシリ!
家で開けてトレイの上で数えたら約60個も入っていました。大漁大漁、大さくらんぼ祭り!食べてみましたが、すっごく美味しいです。友人も食べたのですが、粒が大きく甘く美味しい!と大好評でした。
今後、収穫時期も後半になっていくと、高いところのさくらんぼが残り、ハシゴをのぼらないとだめになると予想されるので、十分お気をつけてお楽しみください。また、今年は結実の関係で例年よりも早めに終了してしまうかもしれませんから、お早めに!!情報は兼春さくらんぼ園のブログもご確認ください。
帰りもフルーツタクシーに乗って、平賀駅まで帰りました。タクシー料金は往復で2000円ですが、複数人だと安くあがりますね。
平賀駅までは、おトクな鉄道きっぷを使って、折角なのでプチ旅行を楽しんでみてはいかがでしょうか?
・ジブリ映画のモチーフとなった「盛美園」入場券と鳴海醸造店のお猪口プレゼント券が付いた弘南鉄道弘南線一日乗車券「わのパス」(大人1,100円)
https://konantetsudo.jp/2021/03/24/wano-pass2021/
・津軽エリアの鉄道(JR、弘南鉄道)等が2日間乗り放題の「津軽フリーパス」(大人2,100円)
http://www.tsugarunavi.jp/freepass/
By トド松っつぁん
■兼春さくらんぼ園(㈱兼春興業)
青森県平川市長田349-1
電話:0172-44-7420
http://www.harvestmarket.jp/kaneharu/
■平賀ハイヤー
青森県平川市柏木町藤山25-2
電話:0172-44-1911
■平川市観光協会(2021年の情報)
■フルーツタクシーチラシ
https://hirakawa-kankou.com/wp-content/uploads/2021/05/c38b16b4228e98adb85fbddaf79b7ff0.pdf
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。