9月に入って、朝晩の空気がだいぶ涼しく感じられる季節になってきましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
なかなか外出することも憚られる状況が続いておりますが、今回は「津軽参道をゆく」と題して、岩木山神社をご紹介させていただきます。
岩木山神社は、「津軽富士」と称され、岩木山がご神体で、今から1200有余年前、岩木山頂に社殿を創建したことを起源とします。
それでは早速、ご案内して参ります。
今回は、写真の枚数を多く掲載していますので、散歩している気分でご覧ください。
最初の一枚は、駐車場から参道を見上げた景色です。
とても良く晴れた日には、お岩木山の山頂が見え、とても清々しい気分になります。鳥居の中にほかの鳥居も収まって、真正面に、岩木山山頂が見えていて、すでに絶景です!奥行感が素晴らしい!!
ゆっくり歩いていくと、少しずつ山頂が大きく見えて、近づいている感じがします(実際には遠いですが。汗)。
凄く、いい眺めですね!お気に入りの景色です。いや〜気分いいですね。
さらに歩いていくと、少しずつ勾配もキツくなって、山頂は見えなくなりました。
二つ目の鳥居の奥に建物が見えてきました。
さらに歩みを進めると、見えてきたのが楼門です。
そして、また山頂が見えてきました!いや〜凄いですね〜。
左手には守札授与所があり、御守りやおみくじが購入できます。帰りに買って帰ろうっと。
右手には、社務所があります。茅葺き屋根ですね。歴史を感じます。
そのまま真っ直ぐ進みます。
楼門は、岩木山神社の別当寺・百沢寺(ひゃくたくじ)の山門として建立されたものだそうです。
階下には、左右に随神像を祀っています。楼門は朱色で、空を見上げるように高く聳え立つ門構えは圧倒的で、存在感が半端ないです。
ここから、真っ直ぐは進まず、楼門の右手に進んでいくと、禊所があります。
長〜い柄杓で、お清めします。水が冷たくて気持ちがいいです。
禊を済ませ、拝殿に向かうと見えてくるのが中門です。
奥に見える拝殿をぐるっと囲んでいます。こちらも階下に随神像を祀っています。
階段を登って、中門を潜ると拝殿があります。間近にあり、その大きさに、思わず斜めからカシャ。朱色が際立っていて、圧倒されます。
岩木山神社は山岳信仰に始まり、元々この拝殿は百沢寺の大堂(本堂)として建てられたものでだそうです。外部は丹塗りにして、内部は弁柄塗りにして、虫害や腐食から建物は守られています。
本殿で参拝を済ませた後、中門から出て左手に回り込むと白雲神社があります。
岩木山神社における水神信仰の龍神様である白雲大龍神が祀られています。ここだけ、白い御旗がずらりと立ち並んでいて、導かれているようです。
白雲神社の手前を左手に進むと、その先に奥門に囲まれた本殿が見えます。本殿は、全面黒漆塗りで、随所に金箔押しを施していて、彫刻類はすべて極彩色を用いた豪華絢爛な建物です。とても美しく、鮮やかで深緑によく映えます。綺麗です!
圧倒的で、美しい建物に目を奪われながら、参拝を済ませると、いつしか心は軽く晴れやかで清々しい気持ちになりました。
中門から参道を見下ろすと、よ〜し今日も頑張るぞ!という気力がみなぎってくるようで、まるで生まれ変わったような、リセットした気分になりました。
足取りも軽く、歩いていくと、面白いものを発見しました!
左右の玉垣にしがみついている2体の狛犬です。
上向きの狛犬は、運勢・仕事運・金運がアップするとされ、
下向きの狛犬は、恋愛運がアップすると言われ、一緒に写真を撮る人たちが多いそうです(あくまで噂話です。笑)。
今回の岩木山神社の参道は、いかがでしたでしょうか?
晴れやかで清々しい気分になったことに満足しつつ、とても良い時間を過ごしたなぁ〜と感じています。
やっぱり、来て良かったです。
また来ます。
by トリッキー
第2弾は、津軽参道をゆく〜久渡寺〜です。
岩木山神社 | |
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場所 | 青森県弘前市百沢寺沢27 |
TEL | 0172-83-2135 |
Webサイト | 岩木山神社 |
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。