この冬、豪雪でほとほと疲れてしまったので美味しいお酒の一本でも飲みたいのですが、ガソリン高騰の折、お小遣いも儚くも消えそうなもので、近所の良さげなお店でテイクアウトしてみました。ところが、想像を超えるコスパと、お酒があまり強くないこととの合わせ技で、「せんべろ」になってしまいました。
「せんべろ」とは聞きなれない言葉かもしれませんが、千円でべろべろに酔えるリーズナブルな酒場の俗称です。
では早速いきましょう。
一軒目 【中華そば いってん】
モヤヒルズスキー場に行った帰り道、青森大学付近で見つけたお店がコチラ。濃厚な煮干しラーメンをすすりながら何気なくカウンターをみたら、こんな張り紙を見つけました。
ワンコイン500円おつまみセット。三種のチャーシューと穂先メンマで500円。リピーター続出中だそうです。ラーメンのトッピングでももっとしますよね。即座に注文。
家に帰り、袋を解くと、パックにギッチギチに詰めこまれたチャーシューとメンマが。
お皿に盛りつけるとこんな感じです。缶ビール類2本と合わせて1000円です。
レアチャーシュー、バラチャーシュー、鶏チャーシュー。そして穂先メンマ。
レアチャーシューは、広げるとかなり大振りのチャーシューでした。レアチャーシュー好きの私にはたまりません。
パックに収まっていた時にはわかませんでしたが、メンマのボリュームが半端ありません。いいのこんなに?
どれも味わい深く、お酒もすすみ、はい、べろ完成です。ごちそうさまでした!
■店舗情報:中華そば いってん
青森市大矢沢里見88-8ベルシティ大矢沢A
https://www.instagram.com/chukasobaitten1/
二軒目【やきとり とり石】
青森市はお持ち帰りやきとりの街でして、いたるところでモクモクと煙を吐き出すやきとり屋さんを見つけることができます。
訪れたのは青森県立中央病院近くのここ、「やきとり とり石」。
店内に入ると、テーブルに注文票が置いてあります。
早速、やきとり全種類2本ずつと、お店がやたら押してる「もつ煮」1つを注文し、合計約1700円。これは二人分として買ったので一人当たり850円。安い500のチューハイ買うと一人約1000円。
まずお店で注文し、焼いてもらっている間に隣の生協とドラッグストアで買い物していれば完璧です。
家で袋を解くと、こんな感じです。
もつ煮、でかい!重い!
この時点で、私の関心は完全に、やきとりからもつ煮に移ってしまいました。あまり見たことのない蓋つきのどんぶりで、ラップできっちりガードされているので液ダレしません。
もつ煮、おたまですくうと、くったくたに煮込まれたもつ煮と野菜がこれでもかと出てきました。重いはずです。
やや大きめのお椀に2人分とれました。これ、3人分取れるかもしれません。
そして、主役のはずのやきとりともつ煮のコンプリート写真がこちら(2人分)。
やきとりはタレも塩もどちらも美味しく、私は正肉(モモ)、なんこつ、つくね(軟骨入り)が特にお気に入り。ちなみにやきとりのネギは長ネギではなく、玉ねぎのスタイルでシャキシャキです。
あとはチープな500mlの缶酎ハイ飲んで、べろ完成。ごちそうさまでした!
■店舗情報:やきとり とり石
青森市造道3丁目24-7(火曜定休日)
※原材料の高騰により、令和4年4月からは、例えばやきとり1本10円から30円程度値上げとなるそうです。
by トド松っつぁん
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。