まるごと青森

twitter facebook rss

前代未聞の斬新アート!「ステンドグラス風ねぶた絵」って何!?

観光スポット | 2022-04-04 09:23

聞きなれない名前のアート作品が現れました。

 

ねぶたではなく、ねぶた絵?

ねぶた絵なのに、ステンドグラス?

ステンドグラスではなく、あくまで風(ふう)?

どういうこと!?

 

リサーチするべく、さっそく外に飛び出して青森県観光物産館アスパム(青森市)へ。エレベータで13階の展望台に上り、実際に「ステンドグラス風ねぶた絵」を見てみると、これまでにはない画期的な作品だということがわかりました。

 

【斬新ポイントその1】ねぶたの伝統技法を惜しみなく活用

墨跡、蝋引き、彩色という、ねぶたの技法をそのまま使って、和紙に描いています。原画と監修を担ったのは、ねぶた氏の竹浪比呂央さん。制作したのは弟子の手塚茂樹さんです。鮮やかな色づかいといい、いまにも動き出しそうなデザインといい、さすがプロ中のプロの技ですね。

 

【斬新ポイントその2】時の移り変わりを表現

2025年の青森港開港400年を記念して制作されたこの作品は、3つの時代を表現しています。

 

(1)善知鳥村の朝

青森市はかつて善知鳥(うとう)という、海鳥の名前のついた小さな漁村だったそうです。「青森」と名付けられたのは、松が青々と生い茂っていたからだとか。港を目指す舟は、その青々とした色を目印にしていたといわれます。

 

(2)北前船集う真昼

1625年に開港した青森港。北前船でやってきた人々で大変な賑わいだったようです。

 

(3)ねぶた海上運行の夕べ

青森ねぶた祭最終日の海上運行と花火大会が描かれています。左側には大型クルーズ船が。国際的な港に発展した、現代の青森港の情景です。

 

【斬新ポイントその3】背景がリアル陸奥湾

「ステンドグラス風ねぶた絵」の向こうに広がっているのは、なんと海!この展望台からは、陸奥湾や青森市内、さらには八甲田山や岩木山まで一望できます。ずーっと眺めていても飽きることのない、開放感あふれる光景です。

「ステンドグラス風ねぶた絵」、いかがでしたでしょうか。春夏秋冬、それぞれの季節の背景とともに楽しめるアート作品なので、時期をずらして何度か足を運んでみるのもいいかもしれません。雪の日にも来てみたい!

by エムアイ

青森県観光物産館アスパム13階展望台
場所青森県青森市安方1丁目1ー40
TEL017-735-5311
FAX017-735-2067
時間9:30~17:00
料金大人400円、中学生・高校生300円、小学生200円、未就学児無料
Webサイト青森県観光物産館アスパム

青森の観光・物産・食・特選素材など「まるごと青森」をご紹介するブログ(blog)です。
青森県で暮らす私たちだからこそ知っている情報を県内外の皆様に知っていただく記事をお届けします。

タグ別記事一覧

郷土料理三味線ご当地新緑八戸ブックセンターコーヒー嶽きみコケシ辛い#青森県立美術館ツアー歴史・文化紅葉ライトアップイルカプリン熱帯魚クリスマス種差#自然自然アートランチ弘前公園陸奥湾おやき焼き鳥グランピング#エビの釣り堀グルメ弘前城フェリー三社大祭日記雪見温泉月見#釣り食堂弘前八甲田尻屋埼灯台館花岸壁朝市ポップアナログレコード#手帳ヒバブナコ岩木山尻屋埼宵宮横丁露天風呂青森県、色彩#桜鉄道津軽毛豆寒立馬美術館最強毛豆決定戦妖怪#食りんご三内丸山遺跡青森太宰治灯台青森土産きのこ鮟鱇JOMONトーク伝統芸能ねぶた・ねぷた奥入瀬渓流白神山地温泉ジオパーク津軽土産アニメあんこう万年筆えんぶり果物山菜・きのこ絶景自転車ガイドパッケージ買いクラフト風間浦鮟鱇ステンドグラス建物カフェ・レストラン米・パン・穀物ウニ津軽弁金魚イベントハンドメイド#郷土料理#青森グルメお酒寿司津軽海峡缶バッジおにぎり海藻唐揚げ#お家ごはん中華料理ラーメン野菜居酒屋・バーカレーカンバッジうにぎりわかめ和栗インバウンド#料理エビチャーハンスイーツ魚介種差海岸アクティビティおみやげ岩のりe-sportsスタンプお家でシリーズBUNACOまち歩き肉・卵十和田湖お土産津軽弁缶バッジ寒海苔お盆スーパー植物#だし伝統工芸田んぼアートマグロ蔦沼寺山修司カフェ迎え火・送り火ハンコ担々麺#アート

まるごと青森Facebookページ始めました。
登録がある方はもちろん、ない方も登録して下記ページで「いいね」のクリックして、まるごと青森ブログともどもご愛顧をよろしくお願いいたします。
まるごと青森FBページ

月別記事一覧

月別一覧ページへ

青森県の暮らしぶりを訪ねる旅