新年度を迎え、入社式や入学式が行われ、桜の開花が気になる今日この頃、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
今年度1回目ということで、今の時期にしか食べられない「サクラマス」を使った料理が食べられる店を紹介します。
サクラマスは“春を告げる魚”と言われ、桜が咲くころ回遊し始め、県内では例年3月〜4月(今年は2月から)水揚げされます。
サケ科サケ属の一種で、寒い海に生息していて、産卵のために再び川に戻る習性があります。
体型は大きく、体長は30cm〜70cmくらいで、全身が銀白色に輝いています。
サケと比べると、身に含まれる脂の量が多く、旨味成分が詰まっているのが特徴です。
今回は、そのサクラマスが美味しくいただける食堂を紹介します!
その場所は、風間浦村の下風呂温泉「海峡の湯」おんせん食堂で、津軽海峡で獲れた新鮮な魚介類を使った料理が食べられます。
海峡の湯は、2020年12月にオープンした公衆浴場で、元々下風呂温泉卿に2つあった「大湯」と「新湯」の温泉を一つの施設で楽しめるようになりました。
温泉には、住民はもとより、多くの観光客も訪れ、大変賑わっています。
その海峡の湯施設内にあるのがおんせん食堂で、こちらが、4月5日現在提供している、おすすめメニューの看板になります。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、風間浦村では、あんこうが生きたまま水揚げされるため、鮮度抜群のあんこうの刺身のほか、あんこう鍋や共和え、唐揚げが付いた定食が食べられます。
こちらが、今回皆さんにおすすめしたいサクラマスの刺身とフライがついた「地魚定食」です。刺身3種盛合せとフライのセットになります。
繰り返しになりますが、サクラマスは脂が豊富で身が柔らかいため、刺身でいただくと口の中でとろけます。
ですが、脂身がしつこい訳ではなく、旨味が強く、味わい深いのが特徴です。
フライにすると、外はサクッと中はフワッとした食感で、新鮮なサクラマスほど、魚本来の旨味が感じられます。
どちらも、ご飯と一緒にいただくととても美味しいですが、恐らく、お酒と合わせると絶品だと思います!
そしてもう一品、通年で提供しているメニューを紹介します。平目漬丼です。
下風呂前沖で獲れた平目は鮮度抜群で、ブリブリした食感で食べ応えがあり、噛めば噛むほど口の中に旨味が広がります。えんがわまで付いて、文句なし!まさに、おすすめです!!
こちらの定食には、小鉢に、大間産もずくの酢の物が付いていて、コリコリ、プチプチした食感が楽しめます(一度食べたら病みつきになります!)。
また、どちらの定食にも、風間浦村で獲れたフノリのお吸い物が付いていて、ツルッとした食感と磯の香りがして、美味しくない訳がありません。
他にも、津軽海峡で獲れた旬の魚介類を使った料理を通年で提供しています。
店内の窓から津軽海峡が見えるのも開放感があって気持ちいいですね!
ランチタイムでも、ディナータイムでも、美味しい食事が食べられて、しかも温泉に入浴もできて、これはもう行くしかないですね!
by トリッキー
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下風呂温泉「海峡の湯」 | |
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場所 | 下北郡風間浦村下風呂下風呂71−1 |
TEL | 0175-33-2116 |
Webサイト | 下風呂温泉「海峡の湯」 |
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。