まるごと青森

十二湖かんたんトレッキングで森林セラピー

青森の人 観光スポット 体験 | 2023-09-12 08:00

皆さん、こんにちは!
まるごとあおもりチームのじゃすみんです。

白神山地が世界自然遺産に登録されてから、今年で30周年!

 せっかくなので、まるごとあおもりブログを読んでくださる皆さんに白神山地のことをたくさん知ってほしい!
そんなわけで、こちらは、私、じゃすみんがまるごとあおもりチーム白神山地特派員として、白神山地のならではの魅力を白神山地初心者目線で伝えていきたいシリーズです。

 

5弾は、青池トレッキング!
青池といえば北海道の美瑛町が有名ですが、実は青森県にもあるんですよ

今回の舞台は青池

まずは、県民でも意外と知らない!?十二湖の話を…
青森県の日本海側、深浦町にあるブナ林に囲まれた33の湖沼群の総称のことで、1700年代に発生した大地震による山崩れからできたと言われています。
崩山から眺めると12の湖沼が見えたので十二湖と呼ばれるようになったんだとか。(へえ〜)

その中でも有名なのが、今回行く青池!
晴れた日は鮮やかなコバルトブルーに輝き、池の底に倒れたブナが見えるくらい透明度が高くて、インクを垂らしたようなはっきりとした色合いの湖面が特徴です。

ちなみに、白神山地初心者の私ですが、青池には何度か行ったことがあるんです。5弾目にしてようやく行ったことがある白神山地アクティビティが出てきてくれました(笑)。

青池は車ですぐ近くまで行くことができるので、「行ったことがあるよ!」という人も多いのではないでしょうか。
正直、白神山地の観光地としては一番有名で来やすいかもしれません。

それでも、ガイドさんに案内してもらいながら歩く十二湖は生まれて初めて。
第1弾の西目屋地区ブナ林散策で、ガイドさんと一緒に歩くことの楽しさを知ったのでワクワクです

いざ出発!

今回のガイドは十二湖森の会さんにお願いしました!
コースは、「半日プラン」の沸壺の池・青池ルート。(所要時間約2.5時間)
(1日コースに挑戦する勇気はまだ私にはありませんでした…)
スタート時間やコースの設定相談にも乗ってもらえるようなので、気軽に問い合わせしてみてくださいね。

 

集合場所は、深浦町の白神十二湖エコ・ミュージアム。
弘前駅からは車で約2時間のところです。

2時間!?と思うかもしれませんが、深浦町は青森県の西海岸(日本海側)にあるので後半1時間くらいは海沿いをドライブする形になり、天気がいい日は最高に気持ちがいいんですよ〜

 

ガイドは、十二湖森の会の板谷さん。

とにかく知識が豊富!貫禄もあります。

出発地点の森の物産館キュロロまでは、集合場所のエコ・ミュージアムからまた車で10分ほど移動。ここから青池を中心に人気コースをゆっくり回っていきます!

板谷さんの説明を聞きながらゆっくり歩いて青池へ。
一面の苔がすごい!苔ができるのは空気が綺麗な証拠なんだとか。

 

さて今日の青池は?

この日は最高気温27度の晴天で、太陽の光が差し込む青池をものすごく楽しみにしていたんですが……

私たちが青池にたどり着いた時だけなぜか曇り!!
どうして!!?????
自分の運のなさにがっくりしましたが、改めてまじまじと青池を見てみると…

──いや、曇りでもこれだけ青が綺麗って逆にすごいですよね?????

青池に浮かぶ葉っぱが金箔みたいに見えるなあ、なんて思い、なんだかんだずっと眺めていました。

青森県の冬はご存知のとおり極寒&大雪なんですが、板谷さんによると青池は一年を通して8.59度なんですって。え〜!?知らなかった〜!
そして、冬の青池は黒く見えるそうです。水質が変わるわけではないので水中は青色のままということですが、黒の青池気になりますよね。想像しただけでかなり寒そうですが。

医学的にも認められた癒し効果

青池の後は、板谷さんに薬草や動物たちのお話を聞きながらブナ林の中をどんどん進んでいきます。服装は虫除け対策も兼ねて夏でも長袖長ズボンがいいかも!足元はスニーカーで問題ないですよ

十二湖地域の森林環境は医学的にも癒し効果があると認められているそう。
(後から調べてみると、国立研究開発法人森林研究・整備機構と国立千葉大学の共同実験結果で認められたそうです。これはすごい!)

確かに緑の広がりが本当に気持ちよくて、空気が美味しい。

ブナの葉も薄いので、陽が入るとキラキラと輝いているような気がして目が楽しいです。

 

もう一つの「青い池」

そして、今回私が皆さんにおすすめしたいのは、沸壺の池!青池と同じ水質で、三十三湖のうち、青く見えるのは青池とこの沸壺の池のみなんだとか。

お恥ずかしいんですが全く存在を知らなかったので、沸壺の池の青さにびっくりしたんですが、青池と同じ水質なのに青の色味が全然違うのが面白いですよね。
皆さんもぜひ見比べてみてくださいね!

指にトンボが止まってくれました。「ディズニープリンセスみたい!」と思わずはしゃいでしまいました(笑)
残念ながら十二湖によくいると言われるアカショウビンに出会うことはできませんでしたが、色んな鳥を見ることができました。アカゲラがコツコツと木を叩く音も心地よかったです。

 

今回の服装

服装は、夏ということもあって、がっつり登山のような準備をしなくても歩きやすい普段着で十分でした。足元もスニーカーでOK

ただし、虫除け対策に長袖・長ズボンの方がいいかもしれません。
黒色はハチが寄ってきやすいので、避けた方がいいようです。

十二湖森の会さんのホームページを見ると、
春は、ウィンドブレーカー・長ズボン
夏は、帽子・長袖・長ズボン
秋は、ウィンドブレーカー・防寒具
冬は、スキーウェアなどしっかり防寒!重ね着で調節できるスタイル推奨
というふうに書かれていました!

 

最後に、私の当日の持ち物を書いておきますね
*天候 晴れ 最高気温27度 最低気温19度
*服装 帽子・UNIQLOの薄手パーカー・長ズボン・スニーカー
*持ち物 携帯・飲み物(財布などの貴重品は車に置いていきました)

思ったより身軽にトレッキングできますよ〜! let’sトライ!
皆さんの感想お待ちしています♡

byじゃすみん

十二湖森の会
場所青森県西津軽郡深浦町松神松神山1−3
TEL0173−77−3113
FAX0173−77−3114
時間9:00〜17:00
料金十二湖トレッキング1〜3時間以内ガイド料10,000円、3〜5時間以内15,000円、1日コース20,000円
Webサイト十二湖森の会

掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。

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